中国EVのNIO、収益水増し疑惑を受け独立委員会を設置

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中国EVのNIO、収益水増し疑惑を受け独立委員会を設置

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中国の新興EVメーカー「蔚来汽車(NIO)」は7月11日、香港証券取引所を通じて発表した公告で、空売りを専門とする米投資・調査会社「Grizzly Research」のリポートで指摘された収益水増しに関する独立委員会を設置し、独立した調査を監督すると明らかにした。

独立委員会はすでに、国際法律事務所と大手法務会計事務所を含む独立した専門アドバイザーに調査への協力を依頼している。

Grizzly Researchは6月29日に発表したリポートで、NIOが非連結の関連会社を通じて収益を水増ししているとした。 また、NIOの李斌董事長が、中国の新興コーヒーチェーン「瑞幸咖啡(luckin coffee)」による不正会計で中心的役割を果たした「愉悦資本(Joy Capital)」およびその創業者である劉二海氏と密接な関係にあると指摘した。

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リポートが発表された6月29日、NIOの株価は香港市場で約10%下落し、シンガポール市場では一時取引停止となった。同社は「このリポートには何の価値もない。誤りや根拠のない憶測が多く、当社について誤解を招くような結論と解釈が示されている」との見解を示している。

中国新興EVメーカー「NIO」、収益を水増し?米調査会社が指摘

(36Kr Japan編集部)

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