テンセントも出資のピリ辛スナックメーカー「衛竜」、早ければ10月香港上場へ

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テンセントも出資のピリ辛スナックメーカー「衛竜」、早ければ10月香港上場へ

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中国のスナック菓子メーカー「衛竜美味全球控股(Weilong Delicious Global Holdings)」が、香港取引所に3回目となる上場目論見書を提出し、早ければ10月の新規株式公開(IPO)を検討していることが分かった。

上場時の資金調達額は約5億ドル(約710億円)、評価額は47億ドル(約6700億円)を見込んでいるという。関係者によると、資金調達額や上場時期など詳細については協議中で、今後変更される可能性もある。

同社は2021年5月12日と11月12日の2回、同取引所に目論見書を提出。11月14日にはヒアリングを通過したが、市場環境を理由に上場を延期していた。22年6月27日に3回目の申請を行い、翌28日に改めて実施されたヒアリングを通過した。

主力商品のピリ辛スナックは、一部の若者から絶大な支持を受けている。米調査会社のフロスト&サリバンによると、同社は20年のピリ辛スナックの小売売上高で6.2%のシェアを占め、中国最大のピリ辛スナックメーカーとなった。

同社の売上高は、18年が27億5200万元(約550億円)、19年が33億8500万元(約680億円)、20年が41億2000万元’(約820億円)、21年が48億元(約960億円)と順調に伸びている。

同社はプレIPOラウンドで、高瓴資本(Hillhouse Capital)や騰訊控股(テンセント)などから約6億6000万ドル(約940億円)を調達している。目論見書によると、現在の株主構成は高瓴資本が2.26%、テンセントが1.23%などとなっている。

(36Kr Japan編集部)

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