便利な新機能が追加されたWeChat「好物圈」、EC利用がよりスムーズに

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微信(WeChat)ミニプログラムは、友人間でお気に入り商品やオススメ商品をシェアする機能「好物圈」を、より前面に押し出すアップグレードを行った。

5月12日に行われたWeChatのアップデート後、検索(捜一捜)のトップ画面に「好物圈」の入口が追加された。クリックして進むと、「売れ筋商品(大家買過)」「友人のオススメ(朋友推薦)」が表示される。これまでは「マイページ(我的)」が表示されていた部分だ。「購入履歴」や「お気に入り」が保存されるマイページは、従来からさらに一階層奥に置かれた。また、「購入履歴」や「お気に入り」の内容は、「騰訊視頻(テンセントビデオ)」や「京東集団(JD.com)」など8つのミニプログラムの利用状況と同期され、プライバシーが漏れないようにセキュリティ管理がされている。

今回のアップデートで好物圏は入口を増やしただけでなく、その位置をより前面に押し出す形になった。「検索」と「ミニプログラム」に入口が加わり、存在感が増している。

昨年9月、WeChatはミニプログラムの検索ページ内に「ほしい物リスト(我的購物単)」を試験的に追加した。ユーザーが購入したい商品をクリックすると、リストに追加される仕組みだ。今年3月になって、このほしい物リストは「好物圏」と名称を変更した。さらに、購入履歴、お気に入り、インフォメーションなどの機能も追加された。好物圏は、WeChat内の友だち同士で、各ユーザーが自分の好きな商品や書籍、映画、観光地などのお気に入りをシェアできる機能を持つ。ここでは友人が薦める良いモノに出会えるということだ。

今回のアップデートでさらに注目に値すべき点は、「売れ筋商品」も追加され、システムが自動的に薦める売れ筋トップ商品と、友人が個人的に薦める商品の二つの情報が得られることだ。

ベータテスト時の「好物圏」

WeChatは昨年から検索に特化したチームを立ち上げている。これにより、WeChatの検索機能を利用するユーザーは50%増加したという。検索機能はユーザーの利用パターンに基づき、大きく分けてブランド検索、商品検索、サービス検索の三つを設けている。中でも、ブランド検索は実装開始以降、クリック率が50%以上の水準を保っているとのことだ。

PCインターネット時代からモバイルインターネット時代に移り変わり、これまでは一部の企業が独占していた事業も、自社で入口とコンテンツのエコシステムを築けるのなら、どの企業でも提供できるようになった。たとえば、ECの世界はこれまでアリババグループや京東集団(JD.com)が圧倒的シェアを握っていたが、現在ではテンセントがソーシャルECの立ち上げを模索し、またTikTokの運営会社バイトダンス(字節跳動)もコンテンツコマースの構築を試みている。アプローチは違えどやっていることは同じだ。
(翻訳・虎野)

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