ファーウェイから独立して2年、スマホメーカー「Honor」が数百億円を調達 海外展開加速

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ファーウェイから独立して2年、スマホメーカー「Honor」が数百億円を調達 海外展開加速

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スマ―トフォンブランド「栄耀(Honor)」を展開する「栄耀終端(Honor Device)」が11月17日、数十億元(数百億円以上)規模の戦略的資金調達を実施した。企業情報検索サイト「天眼査(Tianyancha)」によると、今回の資金調達後、同社の株主に「京東方(BOE)」「国信資本(Guosen Capital)」「深圳市宝安区投資管理集団(Baoan Investment Group)」など6社が加わっている。

Honorが2020年11月17日に通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)から分離・独立して2年が経過した。同社は21年12月にエクイティファイナンスを実施しており、今回の資金調達はこれに続く重要な戦略的資金調達となる。

Honorは13年、ファーウェイのサブブランドとして誕生し、若年層とローエンド・ミドルレンジ市場をターゲットにスマホ事業を展開してきた。ファーウェイは20年、米国の制裁的措置によってチップ不足に陥る。「深圳市智信新信息技術」は同年11月17日、Honorの代理店と販売店計30社以上と共同でHonorを買収し、同社のチャネルとサプライチェーンの安定を図った。

Honorはファーウェイからの分離・独立後、スマホやタブレット、ノートパソコン、スマートディスプレーなどのデバイスを中心に手掛け、チーム、チャネルおよびサプライチェーンの構築と統合を進めてきた。ターゲットをミドルレンジ・ハイエンド市場に移し、21年6月には初の自社開発によるハイエンドスマホ「Honor 50」シリーズを発売している。

22年9月には、独ベルリンで開催された「国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)」で、グローバル化に向けた戦略目標を発表した。中国国内市場を安定的な基盤として、欧州を中心とした海外市場に切り込み、グローバル市場の開拓に向けた展開を加速させるという。

(36Kr Japan編集部)

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