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【新華社北京3月19日】中国スポーツ用品大手の李寧(リーニン)が17日発表した2022年12月期決算は、売上高が前年比14.3%増の258億300万元(1元=約19円)、純利益が1.3%増の40億6400万元だった。粗利益率は48.4%と4.6ポイント低下したものの、純利益率は15.7%と健全な水準を維持した。
李寧は決算報告で、消費者の需要に引き続き焦点を置き、トップクラスの専門スポーツテックを追求し、製品・ブランド競争力を高めたと表明。売上高伸び率は21年より下がったものの、成長は安定的だったとした。
主に都市部で展開する直営店舗は、新型コロナウイルス感染拡大期間の閉店が響き、売上高は6.4%増にとどまった。ネット通販もコロナの影響による物流効率の低下により、売上が伸び悩んだ。一方で、会員制度は高効率で的確な広告宣伝への取り組みを強化したことによりオンライン、実店舗ともに充実。売上高は16.4%増加した。フランチャイズの売上も契約代理店の業務統合と販路管理を強化したことで15.7%増となった。
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