テンセント・ミュージック 第2四半期総収益前年比31%増、純利益前期より減少

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Tencent Music(テンセントミュージック、TME)は8月13日、2019年6月30日の第2四半期および上半期の報告書を発表した。 2019年Q2の総収益は、前年比31%の増加で59億元(約880億円)となった(市場予測は59.4億元だった)。株主に帰属する当期純利益は9億2700万元(約138億4000万円)で、前四半期の9億8700万元より利益減少した。 記事を出された時点で、同社株価は7.96%下がった。

 

今期では、Tencent Musicのストリーミングサービスへの課金人数は引き続き増加し、3100万に達した。前年比33.0%増で、前期よりも260万人が増えた。これは2018年の第1四半期以来の最大の増加となった。

オンライン音楽サービス以外、同社のソーシャルエンタメサービスが主な収入の柱となった。Q2の売上高は43億4千万元(約647億円)で、前年同期の32億元より35.3%増加した。これは主にオンラインカラオケやライブ配信サービスの成長によるものだ。こちらに課金したユーザ数は16.8%も増加して1110万人になった。Tencent Musicは今後、カラオケアプリのWe Sing(全民K歌)など、ソーシャル機能を持つエンタメサービスに注力し続ける予定。

売上原価については、2019年の第2四半期は39億6,000万元(約590億円)で、前年同期の27億1千万元より 46.1%増加した。 Tencent Musicによると、これは主にコンテンツ料金と収益分配料金の増加のためだ。コンテンツ料金の増加は、主にレコード会社や他のコンテンツ会社の許諾使用料の市場価格の上昇によるものだという。

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