中国の人気ティードリンク「喜茶」、英国・ロンドンに1号店 1杯1400円でも長蛇の列

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

スタートアップ注目記事

中国の人気ティードリンク「喜茶」、英国・ロンドンに1号店 1杯1400円でも長蛇の列

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国の人気ティードリンクチェーン「喜茶(HEYTEA)」が8月4日、英国1号店をロンドンのチャイナタウンにオープンした。同社は2012年に設立され、23年にグローバルブランドとなることを目標に掲げていた。

喜茶はすでに、シンガポールに5店舗を出店しているが、アジア以外での出店は今回が初となる。3月初めに海外のフランチャイズ加盟店の募集を開始し、6月にはロンドン出店が決定した。海外進出のテンポは速い。

ロンドン店は中国銀行の隣に位置し、周囲には火鍋レストラン「海底撈火鍋」や台湾スイーツ専門店「MeetFresh鮮芋仙」、麻辣湯(マーラータン)専門店「張亮麻辣湯」などの有名飲食店のほか、「CoCo都可(ココトカ)」や「happylemon(ハッピーレモン)」といったティードリンクショップが軒を連ねる。

ドリンク式「ガチ中華」で世界展開する中国企業、その成功の法則とは

ロンドン店では現在、新鮮な果物を使ったフルーツティー、タピオカなどの入ったミルクティー、あっさりした中国茶の3カテゴリー、全23種類を取りそろえている。価格は4~8ポンド(約700~1400円)。

中国国内価格のほぼ3.5~4.5倍とけっして安くはないが、オープン当日には多くのファンが訪れ、店外に長蛇の列ができた。ユーザーの投稿によると、オンライン注文だけで少なくとも500杯の注文があったとみられる。オペレーションの問題で、殺到する注文に提供が追いつかず、当日中にドリンクを手にすることができなかったユーザーも多かった。

ロンドンのティードリンク市場には競合が多い。喜茶が地元に根付き、店舗網を拡大するためには、まだまだ課題が残されている。

タピオカブーム終焉後も好調なゴンチャ。個人店はメニュー増やしサバイバル【中華ビジネス戦記】

*2023年8月8日のレート(1ポンド=182円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録