Related tags :
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
続きを読む
中国の電気自動車(EV)振興団体・中国電動汽車百人会(China EV 100)は10月31日と11月1日の両日、新エネルギー車(NEV)とインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)のサプライチェーンに関するカンファレンス「全球新能源与智能汽車供応鏈創新大会」を開催した。
同団体の張永偉副理事長は、2030年には中国、欧州、米国がNEVの3大市場となり、販売比率は中国が33%、欧州が27%、米国が20%になるとの見通しを示した。
中国はすでに比較的完備されたEV製造サプライチェーンを確立し、世界で重要な位置を占めている。中でも、世界の電池生産能力の約7割が中国に集中する。張氏は、30年には世界の車載電池の総需要が3800ギガワット時(GWh)に達する見込みだが、電池の需要が急増する一方で、材料となる資源の新規供給は遅れていると指摘。このままでは、30年には電池材料のリチウム、コバルトおよびニッケルに一定の供給不足が生じるとの懸念を示した。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録