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中国ネット大手のバイトダンス(字節跳動)は2023年11月、ゲーム事業の大幅縮小を決定し、傘下のゲーム会社「朝夕光年(Nuverse)」と「沐瞳科技(MOONTON)」の売却を検討していることが明らかになった。以降、市場では売却先についての憶測が広がっている。
24年1月初め、朝夕光年が複数のゲームプロジェクトを中国ネット大手のテンセント(騰訊)に売却する方向で協議していると報じられた。関連するプロジェクトチームは、上海や深圳などに分散している。
この件について、テンセントはコメントを出していない。朝夕光年は、現在も複数の買い手候補と協議を進めており、テンセントとの間ではいかなる取引も決定していないと表明した。
現在の市場環境では、バイトダンスのゲーム事業を買収する力のある企業は多くない。運営能力や資金力から見て、世界最大のゲーム企業でもあるテンセントが売却先となる可能性が高いとの見方が大勢を占める。
テンセントは、優れたゲーム会社の合併・買収を積極的に進めている。朝夕光年を買収すれば、テンセントのゲーム事業がさらに拡大するのは間違いない。
(36Kr Japan編集部)
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