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TikTokなど運営している中国ネット大手のバイトダンス(字節跳動)は、傘下のゲームブランド「朝夕光年(Nuverse)」の事業を大幅縮小する。人員削減は数百人規模になるとみられる。公開済みで業績好調なゲームは、運営継続を保証しつつ切り離して他の企業に売却することなどを検討し、未公開のプロジェクトに関しては、少数の革新的プロジェクトや技術プロジェクトを除いて全て中止するという。
朝夕光年は2019年に設立され、一時は従業員数が3000人を超えていた。バイトダンスは19~22年、ゲーム分野への投資を少なくとも22件実施。うち8件は完全買収だった。当時はゲーム事業を極めて重視していたことが見て取れる。しかし現在、ゲーム事業は中核事業から外されたとみられる。業界内では、同社がゲーム事業を捨てたのではないかと噂されている。
バイトダンスが23年3月17日に開いた11周年イベントで、梁汝波・最高経営責任者(CEO)は23年の事業目標を明らかにし、今後1年間は引き続き情報プラットフォームと電子商取引(EC)の2大事業に全力を傾ける方針を示していた。
(36Kr Japan編集部)
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