中国で空前の「漢服」ブーム、非日常感を楽しむ人急増

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中国山東省菏沢(かたく)市の曹県は、漢民族の伝統衣装「漢服」の生産地として知られる。国内シェアは約4割で、昨年の売上高は70億元(1元=約21円)を超えた。電子商取引(EC)サイト「拼多多(Pinduoduo)」によると、漢服の売上高上位2千店のうち1200店を同県の店舗が占める。
 
中国では今年の春節(旧正月)期間に漢服を着て古い街並みを散策したり、廟会(びょうえ、縁日)を回って「非日常感」を楽しむ人が多かった。県内で漢服のネット通販を手がける「有愛雲倉漢服基地」の担当者、李字雷氏は「人気が高かったのは正月用の『拝年服』とひだ付きのスカート『馬面裙』。友人や親戚を訪ねる際の手土産に選ぶ人が多かった。国内だけでなく、海外在住の華人からも大量の注文があった」と語った。
 
県電子商務サービスセンターの張竜飛主任によると、県内では漢服の産業チェーンが確立され、EC販売も普及している。「国潮」と呼ばれる、中国の文化要素を取り入れた国産ブランドの流行を受け、各メーカーが市場ニーズに合わせた新商品の開発に力を入れ、人気の加速に寄与している。
 
曹県の漢服産業は10年余りにわたり、急速に発展してきた。製版から生地、裁断、プリント、縫製、仕上げまで各工程を担う工場が周辺5キロ以内に集積し、漢服産業の「爆発的な成長」を縁の下で支えている。(新華社済南)

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