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中国の大手雑貨チェーン「名創優品(MINISO、メイソウ)」が3月12日に発表した2023年10~12月期決算は、売上高が前年同期比54%増の38億4000万元(約800億円)、調整後の純利益は77%増の6億6000万元(約140億円)だった。23年通年の売上高は約40%増の138億元(約2900億円)で、うち海外売上高が34%を占め、調整後の純利益は110%増の23億6000万元(約500億円)となった。
23年12月31日時点での店舗数は6413店。内訳は、国内が3926店、海外が2487店となっている。23年は110の海外市場で事業展開し、世界の店舗数は1000店舗の純増と創業以来最速のペースで増加した。
葉国富・最高経営責任者(CEO)は、グローバル事業の拡大をめぐって短期的には潜在的な不確実性に直面するかもしれないが、長期的見通しについては楽観視していると説明した。名創優品は、将来起こりうる貿易摩擦に備え、海外に多くのサプライヤーを抱えている。
*2024年3月14日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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