アリババCEO:独自の大規模言語モデル「通義千問」が「GPT-4」を急追中

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アリババグループの最高経営責任者(CEO)で、傘下のアリババクラウド・インテリジェンス・グループ(阿里雲智能集団)の会長を兼任する呉泳銘(エディ・ウー)氏はこのほど、アリババ独自の大規模言語モデル(LLM)「通義千問(Tongyi Qianwen)」が米OpenAIのLLM「GPT-4」に迫る勢いで成長し、その能力を発揮していると語った。

通義千問は、API(異なるソフトウエア同士をつなぐ仕組み)やSDK(ソフトウエア開発キット)を通じて利用することができるため、あらゆる分野の開発者や法人ユーザーがAI(人工知能)ネイティブアプリを簡単に開発できるようになる。

アリババクラウドは、チップ間、サーバー間、データセンター間の効率的な連携を実現。大規模なクラスタネットワークの構築をサポートし、LLMを手がける中国企業の半数にサービスを提供している。

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同社が構築・運営するAIオープンソースプラットフォーム「Model Scope(モデルスコープ)」は中国トップレベルで、中国内外の主要なオープンソースモデルを2900以上網羅しており、360万人以上のAI開発者が利用している。

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(36Kr Japan編集部)

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