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米国特許商標庁は3月7日、米アップルが折りたたみ式のiPhoneやタブレット兼用ノートパソコンに関する特許を出願したと発表し、出願された折りたたみ式ディスプレーの仕様を公開した。
アップルの幹部はこの特許をめぐり、「慎重に検討した結果、折りたたみ式iPhoneの発売を当初の予想よりも遅い2026年とすることを決定した」と述べた。その上で、「発売は他社に遅れるが、その分より高度な技術の導入に集中できる。折りたたみ式iPhoneは、競合他社の機種よりも薄く軽くなる」とし、「目標は、競合他社が苦労している折り目の問題を解決することだ」と説明した。
調査会社TrendForceがこのほど発表したデータによると、23年の世界の折りたたみ式スマートフォンの出荷台数は前年比43%増の約1830万台となったが、依然としてスマホ市場全体の1.6%にとどまっている。メーカー別の市場シェア首位は韓国のサムスン電子だったが、2位以下はファーウェイ、OPPO、小米(シャオミ)、Honorなど中国勢が占めた。中国は現在、世界最大の折りたたみ式スマホ市場となっている。
(36Kr Japan編集部)
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