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中国の電気自動車(EV)ブランド「零跑汽車(リープモーター)」を展開する浙江零跑科技は14日、欧州自動車大手のステランティスと共同で、合弁会社「リープモーター・インターナショナルBV(零跑国際)」を設立したと発表した。浙江零跑科技が49%、ステランティスが51%を出資する。
本社をオランダ・アムステルダムに置く合弁会社は現在、電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「T03」「C10」の欧州での発売に向けて準備している。今年9月に欧州で販売を開始し、年末までに欧州販売拠点を200カ所に増やすほか、今年第4四半期以降に2モデルをインドやアジア太平洋地域(中華圏を除く)、中東、アフリカ、南アフリカにも投入する予定となっている。
合弁会社は、中華圏以外のすべての市場で「リープモーター」の輸出、販売業務を手がけるとともに、現地において「リープモーター」の独占製造権を所有する。
浙江零跑科技とステランティスは23年10月、ステランティスが約15億ユーロ(1ユーロ=約169円)を投じ、浙江零跑科技の株式の約21%を取得すると発表した。
(新華社北京)
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