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人型ロボットを開発する「加速進化(Booster Robotics)」がこのほど、プレシリーズAで数千万元(数億円超)を調達した。源碼資本(Source Code Capital)が出資を主導し、水木創投(Tsinghua Innovation Ventures)と盈港資本(Green Harbor Investment)も参加した。資金は人型ロボットの小規模量産やマーケティング、人材採用などに充てられる。
2023年に設立された加速進化は、開発者向けの人型ロボットと効率的な開発ツールを提供している。同社は、人型ロボットの脚部に人間の脚を模倣した構造を採用。ユニークなことに、股関節は360度の回転が可能で、米ボストンダイナミクスの人型ロボット「Atlas(アトラス)」と同様、人間を超えた自由な動きを実現する。
加速進化は、ロボットとソフトウエアの開発だけでなく、製品化の能力も兼ね備えた業界でも数少ない企業の一つで、設立当初から人型ロボットの製品化に注力してきた。今年下半期には、運動制御アルゴリズム開発プラットフォームを搭載した人型ロボットを正式発表し、小規模量産と販売を開始する計画だという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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