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自動運転のシミュレーションを手がける「北京賽目科技(Beijing Saimo Technology)」が5月29日、香港証券取引所に目論見書を提出した。光銀国際(CEB International)がスポンサーを務める。賽目科技が2022年12月30日と23年10月31日に提出した目論見書は失効しており、今回が3度目の上場申請となる。
賽目科技は2014年に設立され、インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)のシミュレーションテストの設計・開発に注力し、テスト・検証・評価ソリューションを提供してきた。
目論見書によると、賽目科技の売上高は22年が1億4500万元(約32億円)、23年が1億7600万元(約39億円)、純利益は22年が4868万6000元(約11億円)、23年が5343万1000元(約12億円)となっている。また、売上総利益率(粗利率)も22年が65.6%、23年が70.9%と着実な伸びを示している。
米調査会社フロスト&サリバンのデータによると、賽目科技は中国のICVテスト・検証・評価ソリューション市場でシェア5.3%を占め、業界最大手となっている。
賽目科技は、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)との関係でも注目を集める。ファーウェイは傘下の哈勃科技投資(Harbo Technology Investment)を通じて賽目科技の株式を2.8%保有し、ICVシミュレーションに関するツールチェーン、テスト・検証方法、車載オペレーティングシステムのほか、関連する標準規格の策定で協力している。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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