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中国の高級電気自動車(EV)メーカー「極氪(ZEEKR)」が6月11日、2024年1~3月期決算を発表した。販売(納車)台数は前年同期比117%増の3万3059台、販売収入は73%増の81億7140万元(約1800億円)だった。総売上高は71%増の147億3680万元(約3200億円)、純損失は18%減の20億2210万元(約440億円)となった。
ZEEKRは6月8日、インドネシアとマレーシア市場に参入すると発表した。まずはコンパクトSUV(スポーツ用多目的車)「ZEEKR X」とMPV(多目的車)「ZEEKR 009」を投入する予定となっている。同社はすでに25カ国・地域に進出しており、24年中に欧州、アジア、オセアニア、中南米の50カ国・地域以上の市場に参入する計画だという。
ZEEKRは5月10日、米ニューヨーク証券取引所に上場したばかり。21年に中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下の高級EVブランドとして誕生し、わずか3年で新規株式公開(IPO)に成功。中国自動車メーカーで過去最速の米上場を果たした。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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