マツダの中国合弁、NEV事業拡大向けて2000億円投入へ 「毎年1車種投入」 

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マツダの中国合弁、NEV事業拡大向けて2000億円投入へ 「毎年1車種投入」

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マツダの中国合弁会社「長安マツダ」はこのほど、新エネルギー自動車(NEV)事業の拡大に向け、2027年までに100億元(約2000億円)を投じると発表した。資金はNEVの開発・生産・販売などに充て、セダンやSUV(多目的スポーツ車)など毎年1車種以上のNEVを投入する計画だという。日本経済新聞が報じた。

長安マツダは9月28日、新型NEVセダン「MAZDA EZ-6」の予約販売を開始すると発表した。同社の鄧智濤執行副総裁は発表会の席上、27年までに年間生産・販売台数を30万台に引き上げ、うち9割をNEVとして合弁NEVブランドのトップを目指す方針を明らかにした。

MAZDA EZ-6では、独自の電気アーキテクチャ「馭電智行」を搭載し、純電気自動車(BEV)タイプとプラグインハイブリッド車(PHV)に分類されるレンジエクステンダータイプの2タイプを提供する。中国の独自基準「CLTC」で算出したフル充電時の航続距離は、BEVタイプが600km、レンジエクステンダータイプが1301kmとなっている。BEVタイプには、CATLの「騏驥電池」が搭載されており、15分間で充電量を30%から80%にできるという。

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*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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