中国BYD、日本に続いて韓国乗用車市場に参入 手頃なEVで現代・起亜に挑戦

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中国自動車大手の比亜迪(BYD)が、韓国の乗用車市場に参入する計画を発表した。低価格電気自動車(EV)を打ち出し、地元大手の現代自動車(Hyundai Motor)と同社傘下の起亜(Kia)に挑戦する構えだ。

BYDの韓国子会社はこのほど、韓国市場で乗用車を販売するための審査が完了したと明らかにした。BYDは早ければ2025年にも乗用車を発売する計画だが、具体的な時期は決まっていない。韓国の公式サイトにはすでに 「Hello Korea Coming Soon」というメッセージが表示されている。また、BYDの販売店を運営する「中国和諧汽車(China Harmony Auto)」の韓国法人が、12月5日に運営を開始する予定だという。

BYDは2016年から韓国で商用車を販売してきたが、乗用車の発売は今回が初となる。BYDはコストパフォーマンスの高いEVで知られている。今回韓国で発売を予定しているモデルは、先の日本市場参入時と同様、SUV「ATTO 3(アットスリー)」、コンパクトEV「DOLPHIN(ドルフィン)」およびEVセダン「SEAL(シール)」になるとみられる。日本での販売価格は、それぞれ440万円〜、363万円〜、528万円〜で、CEV補助金を利用すればさらに安く購入できる。

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(36Kr Japan編集部)

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