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スマートグラスブランド「Gyges Labs」がこのほど、プレシリーズAで数千万元(数億円超)を調達した。出資者はGSR Ventures(金沙江創業投資)、骨伝導イヤホンブランド「Shokz」創業者の陳皞氏およびNYX Ventures。
Gyges Labsの前身、仙瞬科技は2022年に設立され、光学技術と協調型AI技術を取り入れたウェアラブルデバイスの開発を手がけている。最高経営責任者(CEO)の賈捷陽氏は米スタンフォード大学で博士号を取得しており、社員の8割を占める研究開発スタッフにもアップルやグーグルなど世界的テック大手の出身者がそろう。
独自技術の「DigiWindow」は、光学モジュールのサイズを数ミリメートルに縮小し、スマートグラスの装着感を一般的なメガネに近づけられる。また、レンズを必要としないため、他の光学方式で問題となる光漏れやニュートンリングの心配がなく、見やすい上にプライバシーも守られる。
Gyges Labsは、株主のカラーコンタクトレンズブランド「moody」と共同で、DigiWindow技術を搭載した重さわずか30グラム強のスマートグラスを開発した。同製品は、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES 2025」で発表される予定だ。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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