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中国では社会が発展するにつれ、スマート清掃機器が一般に普及しつつある。住宅の高層化で窓の外側の掃除が悩みの種になっているが、窓拭きロボットの登場により解決策がもたらされた。
山西省の家庭用ロボットメーカー、山西嘉世達機器人技術(JIASHIDAロボットテクノロジー)の主力製品の窓拭きロボットは、独自に開発したテクノロジー製品で、国際特許7件、特許10件、意匠権23件を取得している。
研究開発センターの蒲勇ディレクターは「わが社が製造するロボットの中核部品は、全て独自開発している。オリジナル製品の『円型窓拭きロボット』は、吸着力が弱く作業の効率が悪いというこれまでの課題を新技術によって克服した」と紹介した。
孫暁普副総経理は「中国の窓拭きロボットのさらなる国際市場進出を図るため、中国輸出入商品交易会(広州交易会)や中国国際サービス貿易交易会などの国際的な大型展示会に積極的に参加し、海外バイヤーに実際に製品を見てもらっている」と語った。
広州交易会で実際にロボット掃除機を見学したドイツの消費者は、業者に窓掃除を頼むと通常500ドル(1ドル=約153円)かかるが、このロボットがあれば200ドル余りで「厄介事」を一気に解決できると話した。
馮芬芬外貿経理によると、2022年の輸出開始以来、窓拭きロボットの販売台数は毎年5割増し以上で伸びており、今年は6万台を超える見込みという。(新華社太原)
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