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自動運転に欠かせないセンシング技術を手がける「佑駕創新(MINIEYE)」(全称、深圳佑駕創新科技)が2024年12月27日、ついに香港証券取引所のメインボードに上場する見込みだ。
MINIEYEは2014年に設立され、現在は自動運転システム、スマートコックピットシステム、路車協調システムの3事業を展開。レベル2(部分運転自動化)までの自動運転ソリューションを提供するほか、工業団地や港湾、空港など特定のエリア向けにレベル4(高度運転自動化)の自動運転ソリューションを開発している。
同社は2024年6月末までに自動車メーカー29社(うち7社は国内販売トップ10圏内)と提携しており、すでに計94車種が同社の自動運転ソリューションを搭載していたが、12月10日時点で提携先は35社に増加している。調査会社の灼識諮詢(China Insights Consultancy)によると、2023年のレベル2+までの自動運転ソリューションの売上高に基づくと、MINIEYEは中国の新興テクノロジー企業で4位だった。
MINIEYEは国内市場への注力に加え、グローバル戦略も積極的に推進している。2024年6月末時点で、自動車メーカー6社の輸出モデル計15車種に同社の自動運転ソリューションが採用され、すでに4社が計21車種の量産を開始している。これらの輸出車は、欧州や英国、オーストラリア、東南アジアなどに向けて出荷されている。
中国の自動運転業界は急成長を遂げている。ここ3カ月で、自動運転向け半導体大の「地平線機器人(Horizon Robotics)」が香港市場に、自動運転技術の「文遠知行(WeRide)」と「小馬智行(Pony.ai)」が米ナスダック市場での上場を果たした。
(36Kr Japan編集部)
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