中国EV「小鵬汽車」、1〜3月は販売台数過去最高で赤字半減 AI戦略と海外展開を強化

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中国の電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」が 、2025年1~3月期決算を発表した。売上高は前年同期比141.5%増の158億1000万元(約3200億円)、純損失は6億6000万元(約130億円)と前年同期の13億7000万元(約270億円)から大きく縮小した。

販売(納車)台数は330.8%増の9万4000台となり、四半期ベースで過去最高を記録した。粗利益率は2.7ポイント増の15.6%で、こちらも過去最高となった。車両販売の粗利益率は5ポイント増の10.5%だった。

ハッチバッククーペ「MONA M03」、セダン「P7+」、EVミニバン「X9」、SUV「G6」と「G9」の25年版などの主力モデルがいずれも好調だった。中でもMONA M03は発売から8カ月で累計10万台超を納車した。

中国新興EVの販売トップ奪還、小鵬汽車CEO「自動車AI革命で世界市場に挑む」

小鵬汽車は「AIと自動車の融合」「グローバル展開」「人型ロボットと自動車産業のさらなる融合」の3つの成長戦略を掲げる。海外事業に関しては、今後3年間で急成長し、販売増と利益拡大の原動力になると見込んでいる。人型ロボットについては、2026年内の発売を目指すという。

中国EV大手・小鵬汽車、独自人型ロボット「IRON」2026年量産へ 実地訓練映像も公開

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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