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人工知能(AI)ロボットを開発する「享刻智能(EncoSmart)」がこのほど、プレシリーズAで世紀長河科技集団(Century Galaxy Technology Group)と啓迪之星(TusStar)から数千万元(数億円)を調達した。資金調達後は、業開初の調理作業用AIロボットソリューション「LAVA」の量産体制強化に注力するという。
享刻智能は2022年12月に設立され、北京市に拠点を置く。創業者兼最高経営責任者(CEO)の陳震氏は、連続起業家として知られる。初代製品のLAVAは24年9月、北京市海淀区市場監督管理局からAIロボットとしては中国初となる飲食サービス許可証を取得し、商用サービスを本格化させた。
LAVAは揚げ物専用のAIロボットソリューションで、テスト運用も含めて1日あたり最大1732件の注文をこなし、今年5月末までに累計10万件以上の作業を無故障で実行している。1件あたりの作業時間は平均でわずか40秒。従来設備に比べ、消費電力は62%低減、管理効率は40%以上向上したという。
今年6月には海外の外食チェーン大手から1000台規模の受注を獲得し、7月以降に順次出荷する予定となっている。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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