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12月2日、Xiaomi Japan(シャオミジャパン)の公式Twitterが下記の通り発表した。
「予定していたよりも早く日本の皆様にお会いできることとなり、 大変嬉しく思っています。12月9日のXiaomi日本参入をお楽しみに!」
現時点では、どういう製品をリリースするかは明らかされていない。
先日、シャオミの日本市場参入は2020年の予定だと日本では報道されたが、これに対し同社マーケティング責任者の臧智淵(Zang Zhiyuan)氏は、中国のSNS微博で報道の内容を認めた。日本進出はこの報道より少し早まっており、進出を急ぐ同社の姿勢が見て取れる。
実は、日本の携帯市場はそれほど理想な環境ではない。中国と同様でほぼ飽和状態となり、出荷量は減少傾向にある。 IDCのデータによると、2019年第2四半期の日本の携帯電話の総出荷台数は、前年比1.8%減の693万3000台で、中国の約10分の1だった。
さらに難しい点は、日本が比較的閉鎖的な市場であることだ。現在でもいわゆる「ガラケ-」を使う人も少なくないと見られる。また国外ブランドの中で好調なのは、アップルのみで、ソニーやシャープを超え日本市場の37.8%のシェアを確保している。また、日本ブランド全体での市場シェアは3分の1に上る。
強気のファーウェイでも日本市場での成績は平凡だ。Strategy Analyticsの2019年第2四半期のデータによると、ファーウェイの日本でのシェアは3.3%に過ぎない。日本の携帯市場は、大手通信キャリアによって支配されているが、ファーウェイは進出が早かったため、彼らとの関係構築に慣れている。一方、ほぼ経験のないシャオミにとって、日本市場を切り開くのはそれほど容易なことではないだろう。
携帯事業のほか、シャオミのIoT事業も好調だ。ただ、コスパのよい「日本製」製品の前では、同社の製品にどれほどの競争力があるのかはまだ未知数だ。
(翻訳:Ai)
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