スマホで撮るだけで「秒速査定・一括出品」。アリババのフリマアプリ、AIカメラ機能をリリース

アリババ傘下のフリマアプリ「閑魚(Xianyu)」はこのほど、人工知能(AI)を活用した新機能「カメラを向けるだけで出品(閑魚AIカメラ)」を正式にリリースした。この機能は、AI技術により「撮る、価格が決まる、出品する」というプロセスを完全に自動化し、個人出品者のハードルを下げる。

ユーザーが出品画面からカメラを起動して、スマートフォンで商品を撮影すると、AIが即座に商品の種類や状態、型番を自動識別。それに基づき、商品タイトルや説明文を自動生成し、参考価格を表示する。また、同時に複数の不用品を一度に撮影し、出品情報を一括表示できる点も特徴だ。

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閑魚の関係者によると、この機能はプラットフォームに蓄積された膨大な個人間の取引データと、アリババの大規模言語モデル(LLM)「通義千問(Tongyi Qianwen;Qwen)」に基づく視覚認識技術を活用しているという。

査定精度を確保するため、システムは識別精度が高く、価格の信頼性が高い商品を選んで参照し、合理的な「閑魚価格」のレンジを提示する仕組みとなっている。もし、価格帯に幅がある場合、商品の使用感や型番などの追加情報を入力するようユーザーを誘導し、より精度の高い価格設定をサポートする。

AIが“買い物を完結”──アリババ「対話型AI」から「遂行型AI」への転換目指す

(36Kr Japan編集部)

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