バイドゥが生活情報サービス事業を再開、美団とアリペイの2強に挑む

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バイドゥが生活情報サービス事業を再開、美団とアリペイの2強に挑む

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バイドゥ(百度)は4月末にAndroid端末向けに「サービスセンター」をローンチしたのに続き、5月30日にはiOS端末向けにも開設し、アプリのトップページからアクセスできるようになった。バイドゥのサービスセンターには医療健康、宅配サービスなど9つの固定されたメニューがあり、市民生活、飲食・レジャー、観光旅行の3つの分野をカバーしている。これは、団体購入サイト「百度糯米(Baidu Nuomi)」とフードデリバリーサービス「百度外売(Baidu Waimai)」の売却後、バイドゥが生活情報サービス事業を再開し、美団とアリペイをベンチマークの対象としたことを意味する。

 バイドゥサービスセンター関連のミニプログラムを見ると、外部では大手オンライン旅行会社「去哪児(Qunar)」や「携程(Trip.com)」、タクシー配車アプリなど特化型のモビリティプラットフォームと連携してトラフィックを呼び込み、エコシステムを構築している。一方内部では、映画チケット購入アプリ「愛奇芸票務」、医療サービスアプリ「百度健康(baidu health)」などのプラットフォームをサービスセンターの主なエントランスと結びつけており、トラフィックの呼び込みやエコシステムの構築以外に、さらなる収益拡大につながる可能性もある。

 生活情報サービスの分野では、大手の美団とアリペイの支配力は言うまでもない。このため、百度は過去の業務を再開させたものの、美団やアリペイと比べると明らかに劣勢に立たされいる。加えて、ライブ配信などの新事業にも力を入れているため、バイドゥの生活情報サービス事業における決意がどれほどのものなのかは今のところまだはっきりしない。

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