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【新華社ジュネーブ2月2日】世界スポーツ用品工業連盟(WFSGI)がこのほど発表した世界スポーツ用品産業年度リポートは、2023年の中国スポーツ用品市場について「三つの好材料で回復を迎える」と予測した。
同リポートの名称は「2023年スポーツ用品:混乱する世界での回復力の必要性」。22年の世界スポーツ用品市場を総括し、23年と今後の世界スポーツ用品産業の動向を予測している。中国のスポーツ用品産業に関する分析もある。
同連盟は世界のスポーツ用品メーカーや小売業者、ブランド、協会の発起により設立された業界団体で、その分析データは一定の権威性を持つ。
リポートは「中国のスポーツ用品市場の成長には三つの好材料がある。一つ目は政府が強力に推進する全民健身(スポーツ・フォー・オール)運動の発展、二つ目は中所得世帯の増加、三つ目はスポーツ用品に対する女性の需要の増大」と分析した。
女性の需要については、中国は欧米諸国と異なり、女性のスポーツやフィットネスへの消費が男性を15~20%上回っていると強調した。
「中国ではスポーツがますます人々の日常生活に欠かせないものとなっており、スキーやサーフィン、キャンプなどのアウトドアスポーツの愛好者が急増している」とも指摘し、「『安踏』『李寧』などの国内ブランドの競争も激しく、特に女性消費者をターゲットとした製品のシェア争奪は熾烈(しれつ)さを増し、海外ブランドの中国市場参入の難易度を高めている」との分析を示した。
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