生成AIでアイデアの商品化サポート。中国スタートアップが資金調達

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中国人工知能(AI)スタートアップの「数美万物」がこのほど、プレシリーズAで数千万ドル(数十億円)を調達した。生活サービス大手・美団(Meituan)傘下の美団龍珠が出資を主導し、既存株主の紅杉中国(Hongshan、旧セコイア・チャイナ)やIDGキャピタルなども参加した。資金調達後の評価額は約1億5000万ドル(約230億円)となった。

数美万物は2024年2月に設立された。創業者の任利鋒氏はネット大手のバイトダンス出身で、ショート動画投稿アプリ「抖音(Douyin)」の立ち上げメンバーとして活躍し、仮想現実(VR)デバイスメーカー「北京小鳥看看科技(PICO Technology)」の副総裁も務めた。

数美万物はは生成AI技術を活用し、商品開発から越境電子商取引(EC)までをサポートするオンラインコミュニティ「Hitems」を運営している。

Hitemsでは、ユーザーがキーワードや画像、手書きスケッチを入力して、商品のコンセプトやイメージを伝えると、AIがリアルなイメージ画像を生成してくれる。実際の商品制作では、AIを用いた同社独自の3Dモデリング技術と、コミュニティ内の成熟したサプライチェーンを利用し、アイデアを効率的に商品化することができる。さらに、商品の取引サービスも利用できるほか、ユーザー同士がお互いの作品を閲覧して交流し、アイデアを共有することも可能なコミュニティとなっている。

中国の生成AI関連特許出願件数、3万8000件で世界1位に

*1ドル=約155円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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