「1時間配送」、アリババ戦略の中核に 淘宝閃購と餓了麼、1日6000万件突破

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

「1時間配送」、アリババ戦略の中核に 淘宝閃購と餓了麼、1日6000万件突破

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国最大級の電子商取引(EC)商戦「618セール」期間中、アリババグループ傘下の即時小売(即時配達)サービス「淘宝閃購(Taobao flash sale)」の1日あたりの取引件数は4000万件弱、料理を中心に扱う「餓了麼(Ele.me)」は2000万件強となり、総取引件数が過去最高の6000万件を突破した。5月26日に総取引件数が4000万件を突破してから、わずか1カ月弱での記録更新だった。

淘宝閃購はECプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」の新たな試みとして、5月2日にサービスを開始したばかり。「1時間以内の配送」を打ち出し、生鮮食品やスナック、日用品などの売れ筋商品を迅速・正確・お買い得に提供。サービス開始からわずか6日間で取引件数1000万件突破と、予想を超える勢いで業績を伸ばしている。

アリババは即時小売を2025年の戦略の軸に据え、4月末からは淘宝閃購に大量のリソースを投入してきた。淘宝閃購と餓了麼の1日あたりの総取引件数は、8月30日には8000万件に達する見通しだという。アリババのEC事業を統括する蒋凡氏は、即時小売が淘宝のビジネスモデルを高度化するカギになると説明した。

中国インフルエンサーの「デジタル分身」、初ライブコマースで爆売れ GMV10億円突破

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録