CDRでの本土上場を中止した小米(シャオミ)、 先に香港上場で最高61億米ドルを調達か

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

CDRでの本土上場を中止した小米(シャオミ)、 先に香港上場で最高61億米ドルを調達か

最前线 | 小米或在港最高融资61亿美元,发行价每股17-22港元

暂停CDR上会后,小米在港上市的动态成为关注焦点。

据彭博报道,据知情人士透露,小米拟定了香港IPO暂定条款,可能最高筹资61亿美元。知情人士称,小米及一些现有投资者计划以每股17-22港元发售约21.8亿股股份,也就是在港融资370.6亿—479.6亿港元(48亿—61.1亿美元)。小米的目标是最早周四开始接受机构投资者认购。

此前,彭博、香港经济日报等多家媒体曾报道,小米预计将融资100亿美元。由此来看,小米为CDR融资预留了空间。也就是说,小米虽然暂缓CDR,但是不等于遥遥无期。

另据香港经济日报报道,小米周六将召开全球发售新闻发布会,6月25日公开招股。

目前,小米仍在寻找基石投资者。据彭博报道,目前,中国移动、高通以及顺丰控股的一家附属公司,都在洽谈成为小米基石投资者的可能性,其中移动想要投资小米1亿美元左右。

另据腾讯《一线》报道,除了中资机构外,也有不少外资机构愿意参与小米的基石投资,一位接近小米基石投资的知情人士表示,这其中就包括某中东大型基金。

不过,《一线》援引知情人士称,若想成为小米的基石投资者,最低门槛是5000万美金,并且有长于常规6个月的锁定期。部分实力较弱的机构被建议其锁定期延长,最长或为2年。

随着小米上市进入倒计时,市场的注意力越来越聚焦于小米的估值。

目前,影响小米的估值有两大核心因素,一是小米自身有对赌协议,前六轮投资者对上市时估值提出了要求。二是投资者会考虑小米的定位问题,小米现阶段是一家硬件制造商还是互联网公司,两者对应着不同的估值逻辑。

由于19日暂停CDR上会,CDR对小米估值的提振作用不复存在,小米的估值预期也有所下降。据路透社报道,知情人士透露,决定将CDR上市推迟至香港上市之后,小米下调了公司的估值,约为550亿到700亿美元之间。

此外,当前国内资本市场下行,风险偏好降低,对高估值的科技股投资者偏于谨慎。之前在港上市的多家独角兽,包括美图、雷蛇、易鑫集团、众安在线、平安好医生,都出现了破发,阅文没有破发,但也大幅下跌。这对选择优先在港上市的小米而言,也是不利的因素。

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

CDR(中国預託証券)を通じた中国本土での上場を断念した小米(Xiaomi、シャオミ)。その香港市場にまつわる動向が注目されることとなった。

ブルームバーグの報道によると、小米は香港IPO暫定条項を定め、最高61億ドルの資金調達をする可能性があるとのこと。有力な情報筋によると、小米及び一部の既存投資家は1株あたり17~22香港ドルの価格で21億8000万株分を売却する予定。つまり、香港で370.6~479.6億香港ドル(約48~61.1億米ドル)の資金調達をすることに相当する。

ブルームバーグや香港経済日報など複数メディアの既報では、小米は約100億米ドルの資金調達が見込まれていた。いまだCDRを通じて資金調達をする余地は残しており、一時的に見合わせてはいているものの、それが無期限のものになるわけではないようだ。

小米は依然として「コーナーストーン(中核的)投資家」を探し求めている。ブルームバーグによると現在、中国移動(チャイナモバイル)・クアルコム・順豊控股(SFホールディング/中国の宅配大手)の子会社がいずれも、小米のコーナーストーン投資家となる可能性について交渉中であり、中でも中国移動は約1億米ドルほどを投資する考えを示しているとのことだ。

また、テンセントの運営するテック系メディア・一線(イーシェン)の報道によると、国内以外でも多くの海外の投資機関が同社のコーナーストーン投資家となるべく食指を動かしており、小米に近い某情報筋は、これに中東の大型ファンドも含まれているとしている。

しかし、同じく一線の情報筋からは、「もし小米のコーナーストーン投資家になるなら、最低出資額は5000万米ドル、さらには通常の6ヶ月よりも長いロックアップ(株式売却禁止)期間が設定される」との声も。中には最長2年のロックアップ期間を勧告されたところもあるとのことだ。

小米が上場のカウントダウンへ入るにつれ、市場はますます同社の企業評価を注視することになるだろう。現在、同社の評価へ影響を及ぼす大きな要素は2点。1点目は、小米自身がVAM(Valuation Adjustment Mechanism、企業価値評価の調整メカニズム―中国では「ギャンブル契約」と呼ばれている―)を締結しており、前6ラウンドの投資家が上場時の評価に対する要件を提出したこと。2点目は、投資家たちが小米という企業の位置付けを見定めていること。現時点の小米を、ハードウェアメーカーと定義するのか、IT企業と位置付けるのか。両者は異なるな評価ロジックに対応することになる。

6月19日、CDRによる本土市場への上場中止を発表した小米。CDRが同社の企業評価をさらに上昇させると目されていたものの、その期待はもはや存在せず、むしろその評価は若干下がっていくものと予測されている。ロイター通信の報道によると、CDRによる本土市場上場延期と香港市場の優先が決定された後、小米は同社の評価額をおよそ550~700億米ドルの間に引き下げた。

国内資本市場が縮小してリスク選好度の下がる現在、ハイテク技術株に対する投資家の態度は慎重なものになっている。自撮りアプリメーカーのMeitu(美図)・ゲーミングデバイスメーカーのRazer(レイザー、雷蛇)・自動車販売サイトを運営する易鑫(イーシン)集団・ネット損保の衆安在線・オンライン医療プラットフォームの平安好医生を含む、過去に香港市場に上場していた多くのユニコーン企業は全て公募割れし、電子書籍サービスの閲文集団には公募割れはなかったものの、大幅に価格が低下した。このことは今回、香港上場を優先した小米にとっては不利な要因と言えるだろう。なお、ユニコーン企業とは、2013年に投資家のアイリーン・リー氏によって考案された概念であり、簡単に言えば、評価額が10億米ドル以上でなおかつ未上場のスタートアップ企業を指す。

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録