フィットネス用品のEC「氧星運動」、バーティカル分野のS2B2Cモデルに

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フィットネス用品のEC「氧星運動」、バーティカル分野のS2B2Cモデルに

小程序电商「氧星运动」完成千万级 Pre-A 轮融资,做健身垂直领域的 S2B2C 模式

36氪获悉,小程序电商“氧星运动”近日宣布,完成千万级 Pre-A 轮融资,本轮由丰厚资本领投,蓝策担任独家财务顾问。此前在天使轮融资阶段,曾得到中欧北京 EMBA 16 级同学们的支持。
氧星运动于 2018 年 3 月中旬正式上线,基于微信小程序做 S2B2C 型健身电商。健身房和健身从业者成为小的 B 端,由平台给这些小 B 提供货源、物流以及售后服务,小 B 在则在健身场景中把健身商品卖给消费者。

这套模式的优势在于充分利用场景,在既有关系链的基础上获取用户,C 端消费者本身是教练的学员、或是健身房的会员,与这些小 B 在健身这件事情上有天然的信赖关系,因而获客成本更低。

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原本也会有一些健身从业者在做这样的事情,类似于微商和代购。氧星运动创始人刘晋实认为,单一的 B 端对上游渠道的议价能力较低,且健身商品的链条很长,营养补给、保养品种类众多,还能外延到服装、器械等等品类。而从行业来看,健身房、工作室数量庞大但过于分散,线上的电商和线下的渠道往往是割裂的,有很大的利用空间。

因而氧星想利用小程序电商,将线下的强关系转化为线上商业价值。对于小 B 来说,可以依托平台上游供应链开展销售;还能通过微信自带的用户识别及社群运营手段来提升用户留存;整套线上交易流程也比较简单。

再来看平台自身运营,首先是供应链能力,氧星的创始团队拥有丰富的营养健康电商行业经验,2009 年创立的亿动电商至今多年被评为天猫金牌行业服务商,2017 年销售额超过 5 亿元人民币,与国内外很多品牌保持着长期合作关系,因而在上游供应链和采购成本上具备优势。

其次是要获取更多的小 B,触达更多消费者。根据健身 SaaS 青橙科技的数据,目前国内健身房总数超过 7 万家,2017 年增速超过 27%,可以拓展的小 B 数量也比较多。刘晋实告诉36氪:大致会有三个渠道,与健身房直接合作、与教练培训机构合作、以及与大型健身活动合作。

而从数据表现来看,平台上线三个月,连接的小 B 端已经有近三万,客单价也从平均 150 元上升至 350 元。本轮融资将主要用于拓展线下合作渠道、提升用户规模、强化供应链、扩大平台影响力。在下游渠道方面,希望今年平台上能有 10 万个分销商,2019 年能做到 20 万个,在健身行业的覆盖率达到 70%。

最后我们来看市场空间,健身行业发展速度很快,健身产品领域也诞生了迪卡侬这样的巨头。中国产业网数据表明,2016 年我国运动营养品市场规模为 7.87 亿元,预计在 2021 年突破 20 亿元。伴随着健身观念的普及,健身人口的增多,健身商品的发展空间也会更大。

谈及投资逻辑,丰厚资本投资人杜宗霖表示,与欧美发达国家同比,中国运动营养品人均消费相差 200 倍,随着城镇人口生活质量的提高,健身是人们满足了对生活的基本需求外,自我要求的升级,空间巨大。其次,经过众多资本对健身行业的持续加注,渠道数量指数级增长,电商的社交转化体系成熟,因此运动类目的消费品投资出现阶段性机会。

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2018年7月5日、フィットネス関連商品のECを展開する「氧星運動(O2 SPORTS)」が近ごろ、1000万元レベルのプレAラウンド融資を完了したことがわかった。今回の融資ではFHキャピタル(豊厚資本)がリードインベスターを務め、ValueLink(藍策)が単独で財務顧問を務めると発表した。これより以前、エンジェルラウンド融資の段階では、中欧国際工商学院北京キャンパスの第16期EMBAプログラムの同級生達の支持も得ている。

フィットネス業界にはまったS2B2Cモデル

氧星運動は2018年3月中旬に正式ローンチ。S2B2C(供給者→事業者→消費者)型でWeChatミニプログラムのフィットネスECを運営する。事業者(B)に相当するのは、フィットネスジムやフィットネス経営者。プラットフォームは彼らに商品の供給源・物流・アフターサービスを提供し、事業者は現場で消費者(C)にフィットネス製品を販売する。

このモデルの強みは、事業者と消費者間の既存の関係性を充分に活用した点にある。消費者自身はインストラクター資格の受講生やフィットネスジムの会員なので、ジムやその経営陣との間にはもともと信頼関係が存在しており、顧客獲得コストが低く抑えられる。

似たようなモデルをすでに持っている一部のフィットネス事業者もいるが、規模としてはジム会員や受講生に対する代理購入サービスのようなものだった。氧星運動の創業者・劉晋実(リウ・ジンシー)氏は以下のように考えている。小規模なフィットネス企業がベンダーに対峙した場合、価格交渉の余地があまりない。しかも、フィットネス関連製品の流通過程は中間に多くの業者が介在する。さらに、サプリ、ケア用品、ウェアやマシンなど、フィットネス関連は商品カテゴリーが多岐にわたる。そんな中で、事業者単体が個々に効率的な仕入れを実現するのは容易なことではない。そして業界を見渡すと、フィットネスのジムやスタジオは膨大な数存在するが、それらはバラバラに独立・分散しており、オンラインECとオフライン間の流通が往々にして連携していない。この現状には、大いに利用の余地があった。

氧星はミニプログラムECを用いて、事業者と消費者の強い関係性をオンラインでの商業的価値に転換しようとしている。個々の事業者にとっては、仕入れから販売までをプラットフォームに委託できる利点がある。また、WeChatが搭載するユーザー識別機能やコミュニティ運営手段を使ってユーザーの定着率を向上させられる。一連の取引のプロセスもシンプルだ。

全国7万軒のフィットネスジムがターゲット

さらにプラットフォーム自身の運営について見てみよう。氧星運動を運営する億動電商(イードンEC)の創設メンバーは、サプリなど健康関連のEC業界で豊富な経験を有している。億動電商は2009年創業、現在に至るまで長年に渡り、アリババ系列のECモール天猫(Tモール)でゴールドランクの業者と評されている。2017年の売上高は5億人民元を超え、国内外問わず多数のブランドと長期にわたるパートナーシップを保持し、買い付けには強みを持っている。

次段階としては、顧客となるフィットネス事業者をより多く獲得し、その下流にいるより多くの消費者に商品を届けることだ。フィットネス関連のSaaS(Software as a Service)を提供する青橙科技のデータによると、現在、中国国内のフィットネスジムの総数は7万軒を超え、2017年は27%の成長率で増加の一途をたどっている。ターゲットとなりうる小規模事業者の数も比較的多い。顧客獲得のチャンネルとしては、フィットネスジムとの直接提携・インストラクター養成機関との提携・フィットネス関連イベントとの提携の3つが存在すると、劉晋実氏は36Krに語っている。

リリースして3ヶ月。氧星運動とつながったフィットネス事業者は3万近くに上り、顧客の購入平均金額は150元から350元に上昇している。今回の融資は主に、オフラインでの提携先開拓・ユーザーの規模拡大・サプライチェーンの強化・プラットフォームの影響力拡大のために用いられる。川下側については、小売業者を2018年中に10万、2019年には20万までに増やし、フィットネス業界でのカバー率を70%に到達させたいと考えている。

中国人のスポーツ・健康関連消費は欧米の200分の1、開拓の余地は無限

最後に市場の可能性だが、フィットネス業界の発展速度は速く、フィットネス製品の分野でもデカトロン(DECATHLON)のような大物ブランドが誕生している。中国産業網のデータによると、2016年中国のスポーツニュートリション製品の市場規模は7.87億元、2021年には20億元を突破するだろうと予測されている。フィットネス意識の普及と、フィットネス人口の増加に伴い、関連製品の発展の可能性もより大きくなっている。

投資ロジックに言及すると、FHキャピタルのインベスター・杜宗霖(ドゥー・ゾンリン)氏は以下のように述べている。欧米の先進国と比べると、中国ではスポーツニュートリションにまつわる1人当たりの消費量は200分の1。しかし、都市部住民の生活レベル向上に伴って、フィットネスは人々が生活の基本ニーズを満足させた、さらに自己に対する要求も高めることになる。その可能性は巨大だ。そのため、多くの資本がフィットネス業界への注目を続けており、チャネル数は指数的成長を見せ、ECのソーシャル転換システムは成熟し、それによりスポーツカテゴリーの消費財投資は段階的なチャンスに至っている。

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