58速運が2.5億ドルの資金調達、海外進出へ

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58速運が2.5億ドルの資金調達、海外進出へ

36氪独家 | 58速运完成2.5亿美金融资,从去年开始布局出海业务

36氪从58速运独家确认,短途货运平台58速运已经完成2.5亿美元的第一期融资,由华新投资领投,菜鸟、中俄基金、弘润资本、前海母基金及母公司到家集团跟投。

58速运于2014年9月正式上线,目前以同城货运为切入点,基于用户位置下单、货运司机抢单,十分钟内到达、在线支付及点评的O2O全闭环服务流程,致力于高效满足个人、小商户、大中型企业客户的不同类型短途货物运输需求。根据公开资料显示,截止到今年7月,目前业务范围已覆盖6个国家及地区、339个城市的近800万用户。

经过几轮洗牌后,目前同城速运领域竞争格局其实已经逐渐清晰,虽然这是58速运在独立后第一次融资,不过此前58速运创始人兼董事长陈小华在今年6月接受36氪专访时就曾透露,速运整体业务呈现高速增长趋势,所以58速运的融资很快就会完成。

58速运目前主要拓展国内市场,并且已经取得了一定的市场份额,这是资本市场看好它的一部分原因,另外,从去年开始,58速运还在加快海外布局。

去年8月,58速运宣布和东南亚同城货运及物流平台快狗速运(“GOGOVAN”)合并,陈小华担任合并后新公司董事长。他称,双方在运力资源、区域覆盖等方面实现了互补,新公司有希望会成为亚洲领先的短途货运平台。

36氪了解到,从去年开始,58速运在快速下沉中国绝大部分地级市,并在东南亚市场有所扩张。不过其主要竞争对手例如货拉拉等则早已出海,不断扩大海外市场,并巩固其影响力,所以收购GOGOVAN,意味着58速运将进军东南亚市场,并进一步国际化。

无论是2B业务还是2C业务,主要解决的都是同城的最后一公里。它首先是一个城市货运配送的基础设施,在这个基础上再延展出专业的物流。所以在陈小华看来,58速运和电商物流相比,最大的优势是,电商物流可以做的58速运也可以做,但是反过来则未必。“京东、德邦运力强,但是它只是少数几个城市固定的线,就像公交车,公交线路再多也是有线路。但是我们讲的就是随机A到B点,今天摩拜要送200辆车,从回龙观到海淀到西三旗,明天他又换了,明天可能从北六环帮我运到大屯路,可能只要两辆车;他下午可能又是另外一条线路,这个对物流公司是有挑战的。”

陈小华称,此次完成融资后,公司将按照既定的战略加大资金投入,提高竞争壁垒。

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36Krメディアが58速運から独自に得た情報によれば、短距離運送プラットフォームである「58速運」が2.5億ドルにのぼる第一回目の資金調達を行ったとのこと。今回の資金調達は華新投資(イノビジョン・キャピタル)がリードし、菜鳥、中露基金(RCIF、ロシア・チャイナ・インベストメントファンド)、弘潤資本、前海母基金、それに親会社である到家集団が続いた。

58速運は2014年9月に正式に運営をスタート。現在は同一市内輸送に特化し、発注者の位置情報をもとにトラックの運転手が受注、発注から10分以内に利用者の位置まで駆けつけるというサービスを提供している。ネット上で支払いや評価付けが完結するO2O(Online to Offline)でクローズドループマーケティングを用いたビジネスモデルであり、個人、小規模な販売業者、大・中規模企業の取引先などさまざまなタイプの貨物輸送需要に応えられるよう注力している。公開されている資料によると、今年の7月までにサービスの提供エリアは6つの国および地域、339都市をカバーしており、800万の利用者がいるとのことだ。

同一市内輸送サービスの領域においては競争の結果目下市場の淘汰が進み、だんだんシェア構造が見えてきている。58速運は独立後初めての資金調達となるが、58速運の創始者であり董事長を務める陳小華は今年6月の36Krメディアの取材時にも「配送業界は全体的に急速に増大する勢いにある」と語っており、58速運の資金調達もすぐに達成できそうだ。

58速運は現在主に国内市場を開拓しており、一定の市場シェアを獲得している。これは資本市場が同企業のサービスをある程度認めている証であろう。また、58速運は昨年より海外進出を進めている。

2017年8月、58速運は東南アジアにおける同一市内輸送・物流を手がけるプラットフォームサービス「快狗速運(GOGOVAN)」と合併し、陳小華は合併後の新会社の董事長を務めている。58速運とGOGOVANの双方で、運送力リソースやカバー地域などの面での相互補完を進めており、陳小華はアジアをリードする短距離輸送プラットフォームになりたい、と話していた。

36Krメディアの解釈では,58速運は昨年より急速に中国の大部分の地級市(地区クラスの市。直轄市・副省級市ではない比較的大きな都市を指す)に根ざし、東南アジアにおいても市場を広げてきた。しかし主な競合であるライバル会社、例えば「貨拉拉」などは先に海外に進出して海外市場を絶えず開拓しており、すでに強固な影響力を持つ。そのためGOGOVANの買収は58速運の東南アジア市場への「進軍」を意味しており、国際化への第一歩といえる。

B to B向けだろうとC to C向けだろうと、物流において問題とされるのは「ラストワンマイル」である。これは都市内の輸送・配送の基礎施設である最終拠点からエンドユーザーに向けた輸送区間のこと。陳小華によれば、58速運と他の電子商物流を比較した際の最大の長所は、電子商物流にできることは58速運でもできるが、その逆はないということだ。「京東(ジンドン)や德邦の運送力は素晴らしい。しかし、彼らのそれは少数の数都市を結ぶラインでしかなく、例えればバスだ。バスの路線はどんなに増やしたとしても決まった路線でしかない。でも58速運のサービスは不規則なA点からB点へと輸送するもの。例えば今日は摩拜(Mobike)を200台、回龍観地区から海淀区、そこからさらに西三旗地区へ運んでほしいという依頼があったとして、明日の依頼はまた変わる。明日はもしかしたら北六環から大屯路へ運んでほしいと言われるかもしれないし、運ぶ量も2台だけかもしれない。午後にはまた別のところへ行かなければならないかもしれない。これは、一般の物流会社には難しいことだ。」

陳小華によれば、58速運は今回の資金調達が完了したら、戦略計画に沿って競争力を強化するために資金を投入していくとのことである。

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