赤字でもBilibiliがオフラインイベントを北京で実施するのはなぜか

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赤字でもBilibiliがオフラインイベントを北京で実施するのはなぜか

最前线|即使亏损,B站也要把上万人线下活动开到北京,为什么?

上市后的B站很忙,围绕B站社区的核心——UP主的动作也不少。

7月22日晚,B站在上海BML现场揭开一年前埋下的伏笔,宣布10月6日将在北京召开年内第二次BML盛会。BML是B站自2013年起举办的二次元主题歌舞晚会,最初仅是800人参与的单场演出活动,到现在已发展成为期三天,容纳超10万人的大型系列活动,白天是BILIBILI WORLD(简称:BW)展会,晚上则有三场各异的Live表演,以UP主为主的BML是其中的压轴场。

从今年B站在20日-22日举办的线下泛二次元聚会看,展会场馆是去年的三倍大,表现形式也有变化,如今年展会里新增游戏机制,加入了补充体力、存档等玩法;同时,所容纳的年轻面孔更多了,36氪从B站获悉,三天BW和BML人流量共17万,相比去年10万的数量,接近翻番。

但B站依然需要垫钱举办活动。据知情者称,今年线下活动可能还没盈利,去年刚好盈亏平衡,今年规模扩大了,场地、电费均是不小的消耗。不过,B站在引入资金方面依旧克制,以BML为例,5小时的演出,品牌方名称仅有两个,且只在开头露出一次。

事实上,B站在亏损的情况下持续做展会和Live表演,还准备把它的规模扩展得更大,表面看是维系社区运营,实质是为了牢固B站用户根基——UP主,同时感召越来越多能人异士加入这一群体,驱动B站运作的飞轮。

UP主创作的原创高质量视频(PUGV)撑起了B站全网85.5%的流量,该比例仍在上升,但如何稳定这波流量,让UP主能成为社区源动力持续产出,还是得落实到商业层面上来。过去,B站为UP主提供的盈利模式和收入规模有限,UP主凭兴趣、或为获得心理满足而“用爱发电”的模式难持续。随着B站开始做线下活动,每年BML表演和展会则成为UP主们从B站获取的主要营收来源。

因此,当B站准备把BML开到北京,对大UP主而言,既新增了与粉丝交流的表演舞台,又能扩增一条赚钱路径。有潜能发展为大UP主的中小UP主,则可获得更多露出机会,为B站后续流量担当储备着。在上海BML现场,36氪注意到有许多未具备一定规模的小UP主首度登台,舞台上还有UP主们“呼唤”高举应援棒的B站用户加入创作者群体,现场反响浓烈。

UP主能持续创作,并吸引更多Z世代参与B站社区,是B站宁可亏损也得为UP主提供舞台的原因。

最近一年,B站一直都在从各方面入手,吸引、留住UP主,并激发他们创作更好的内容。

2017年,B站建立“绿洲计划”,一方面通过分成拓展自身营收来源,另一方面则帮助UP主对接商务资源和进行商务谈判,甚至扶植其成为专业内容公司。

今年初,B站推出了创作者激励计划,但具体预备补贴多少并没透露。此前与B站头部UP主们交流时,他们告诉36氪已接触或加入该计划。不过,从B站目前设置看,这项激励计划主要为扶植新晋UP主,毕竟B站需维系自身的内生原动力。

头部UP主方面,B站近期刚试水服饰、化妆品和零食品类电商,汉服饰UP主“海獭娇娇娇”(演员徐娇)、美妆UP主“千户长生”等是首批开店铺自有品牌UP主。

B站生态需要UP主的PUGC吸引流量,维系社区正常运营。也只有如此,后续游戏联运、直播、广告等多元化商业模式才能有效,亏损或许将在某天转为盈利。而UP主想要的,除了从B站所营造的社区里获得被同类关注的满足感外,赚钱同样是很现实的事。

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上場後のBilibiliは忙しい、Bilibiliを取り込む核心…それはUP主の動きが大きい。

7月22日夜、Bilibiliは上海BMLで一年前の伏線を回収し、10月6日に北京での第二回BMLイベントを開催すると発表した。BMLはBilibiliが2013年から始めた二次元をテーマにしたイベントで、初回は800人ほどのイベントだったが、今では3日間イベントで参加者は10万人を超える大型フェスイベントになっている。昼はBILIBILI WORL(BW)、夜は3つのイベント会場でライブを行う、中でもUP主をメインとしたBMLはその主軸だ。

今年Bilibiliが20〜22日に行ったオフ会では会場は去年の3倍、ライブにも変化があり、展示にも新たにもゲーム性を追加し、体力回復、セーブなどのプレイ方法を追加した。参加者は若い人達が多くBilibiliからの情報では、3日間のBWとBMLのイベント参加者数は全部で17万人、去年の10万人から倍近くも跳ね上がった。

しかしBilibiliは依然としてイベント主催に大枚をはたいている。内情を知る人は今年のオフラインイベントは、まだ利益が出ていない、去年はやっとトントンで、今年は規模も大きくなり、会場、運営費などの消費も少なくないと言う。しかしBilibiliの資金面は依然として厳しく、BMLを例にしても、5時間のイベント演出でスポンサーは2社のみで、しかも最初の一回しか露出していない。

実際、Bilibiliは赤字の状況でもイベントやライブを続けており、更に規模拡大を進めている。表向きはSNS運営で、その実Bilibiliの基盤を固めているのは、UP主だ。多くのインフルエンサーをグループに加える事で、Bilibiliの運営に拍車をかける。

UP主の作るハイクオリティの動画(PUGV)がBilibili全体の85.5%を占めており、現在も上昇している。しかしどのようにこの量を安定させるのか、どのようにUP主に作品を創作し続けてもらうか、どのようにビジネスレベルにもっていくのか。過去にBilibiliが提供していた利益モデルと収入規模には限界があり、UP主の趣味や心理的満足の”自家発電”を利用したモデルは持続が難しい。Bilibiliのオフラインイベント開催により、毎年のBMLライブとイベントはUP主がBilibiliから得られる主な収入源となった。

そこでBilibiliはBMLの北京開催を準備し、UP主のファン交流イベントステージを追加する事で収益経路を一つ拡大した。インフルエンサーになり得るUP主は露出のチャンスができ、今後Bilibiliへのユーザ流入にも役立つ。上海のBML現場では、人気が出る前のUP主が初ステージを踏み、舞台上では他のUP主達が応援棒を振り上げるBilibiliユーザにクリエイターグループに参加するよう呼びかけ、現場は大盛況だった。
UP主が創作を続ける事で更に多くのZ世代をBilibiliに惹きつける事ができる、それがBilibiliが赤字を出してもUP主へイベント会場を提供する理由だ。

ここ一年、Bilibiliはずっと各方面で、UP主の獲得、魅了、引き止めを行い、彼らにより良いコンテンツを制作できるよう刺激した。

2017年、Bilibiliは”オアシス計画”を打ち出し、一方で自社の収益源を開拓し、もう一方でUP主のビジネス資源や商談の手助け、さらに専門コンテンツ会社への育成もする。

今年はじめ、Bilibiliはクリエイター応援計画を押し出したが、具体的なことは未だ明かしていない。以前BilibiliのトップUP主と話した際、彼らは既にその計画内容を知っており、参加している者もいた。しかし現時点で、この応援計画は新人UP主の育成がメインで、結局Bilibiliは自身の内在的原動力を維持する必要がある。

トップのUP主はアパレルや化粧品、スナックなどのECでの試みをしている。漢服のUP主”ハッピーストロベリー(演:徐嬌)”やメイク動画の”千戸長生”等は自身でブランドを持つ初のUP主だ。

BilibiliはUP主の動画の吸引力で運営している。今後はゲーム連携、ライブ配信、広告など多元化ビジネスモデルで効果を発揮する事で、赤字はいつか利益に転じるだろう。そしてUP主はBilibiliでフォローされる満足感を得られるだけでなく、インセンティブ獲得もできる。

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