デザイントレ-ニング、留学、就職のワンストップサ-ビス「ヴィオア-トアライアンス」2000万をラウンドA資金で資金調達
Googleで”芸術総合入試数”を検索してみると、”芸術総合入試受験者数最高記録””応募者殺到” ”芸術総合入試合格率400分の1 ”などの記事がヒットする。大学入学試験は「千の軍、万の馬が一本の木の橋を渡る」と称され、大学募集人数は拡大を続けているものの、芸術総合入試の合格率には、前年比増加は見られない。このような背景があり、海外留学は芸術を志す学生にとっての選択肢の1つとなっている。
36Krは、ワンストップ・ア-トスク-ル「ヴィォア-トアライアンス」が近日、普豊キャピタルより、2,000万のAラウンド資金で資金調達を完了したというニュ-スを手に入れた。この資金はマ-ケット展開及びサプライチェ-ンのリソ-ス発掘のために使用するという。以前、ヴィオは2017年4月にも華映キャピタルよりAラウンド資金で資金調達をした。ヴィオの主な事業内容は、高校生、大学生、入社したばかりの人達に向けて、衣料、ジュエリ-、製品、グラフィックデザイン、アニメ-ションなど、約40ものデザインコ-スを開設し、そこで、それぞれのトレ-ニングを行い、その後、留学やキャリアマッチングなどのサ-ビスを提供する、ワンストップサ-ビスのア-トスク-ルだ。

業界視点から見ると、経済発展は、デザイン業界の発展を促進する最も基本的な要因となっている。 一方で、消費力の向上は、多くの消費者のコンセプトを“衣食の確保”から“高品質な生活”に移行させ、美への要求を高くした。 消費製品の爆発的な成長を背景として、“美しく目を引く”“ユニ-クさ”は、購入を促す重要な要因の1つとなり、パッケ-ジングとデザインの需要は急激に増加した。
一方、衣食を確保した人々は、個人の自由な発展を重視するようになった。 伝統的な職業は人々の“個性”“自由”“ユニ-クさ”における発展コンセプトを満足させることが難しいため、デザイン業界における人材供給が増加したのである。
ヴィオはちょうど芸術総合入試が開始されたその年、2012年に設立された。 6年間の発展の中で、業界はスタ-トアップから、急速な発展、合併・再編の時期を経験した。2016年、新東方(ニュ-・オリエンタルニュ-・エデュケ-ション)が「斯芳克」を買収、2017年「ACG 芸術留学」が新三版に上場した。ア-トトレ-ニング後のサ-ビスには、どんな新しい遊び方があるのだろうか?

ヴィオの設立者である趙鑫(ジャオ・シン)は、海外留学とサ-ビス面においてヴィオの利点は従来の留学サ-ビスに加え、質の高い学校のリソ-スが多いことだと語った。 現在、ヴィオは、イェ-ル大学、ロンドン芸術大学、フランスのファッション・ア-トスク-ル、エドモ-ドなど40の大学と提携しており、過去6年間で1,000人あまりの学生を進学させることに成功した。
留学やトレ-ニングサ-ビスに加えて、他教育機構が低年齢層を相手に展開しているのに対し、ヴィオは、“上向きな発展”に重点を置き、キャリア・サ-ビスに入り込んだ展開に重点を置いている。ヴィオの事業は、職業トレ-ニングに重点を置いており、留学サ-ビス以外に就職先の紹介、デザインセンタ-、ブランドインキュベ-ションという3方向への選択肢を学生が持てるようになっている。
就職先は、ヴィオと提携企業のInditex(傘下にZaraのなど8ブランドを持つ)リシュモングル-プ、紅紡文化、開雲グル-プなどと協力し提供している。デザインセンタ-では、学生がヴィオを通していくつかのデザインアウトソーシングプロジェクトを受けることもができる。
ブランドインキュベ-ションは、優秀な学生にサプライチェ-ン、市場、ビジネス、マ-ケティングリソ-スをドッキングさせ、独立ブランドのインキュベ-ションを支援することである。
最初の2つはBエンドから利益を得ており、最後のブランドのインキュベ-ションは長期的なビジネスとなっている。 趙鑫は自分たちがきちんと育成した学生がどのような人材かを把握している。だからこそ、そこから優秀な学生を選び、イべンキュベ-ションさせることは資源と資金を早期投資することであり、そのリタ-ン率はさらに高いものであると語った。
これら3つの専門サ-ビスは業界のニ-ズに密接に関連している。 趙鑫は、伝統的な企業のほとんどが、今や約20年の歴史を持った大・中規模の企業になっており、近年デザインのプロセスは海外ブランドの最新デザインをコピ-し、修正する“買い手”に依存したものであった。 大きい船は回りにくく、ブランドの老朽化とデザインの遅れは、短期間で調整することは難しい。 したがって、“デザインアウトソ-シング”と“ブランドインキュベ-ション”は、今日、若者が好むビジネスであると明かした。
専門サ-ビスに加えて、工芸品や製品をデザイン後、半製品に加工し、消費者がDIYで後半部分を作れるようなworkshop 等の体験サ-ビスにも着手し、これにより、一部収益を得ることができる。また、ヴィオは、次のステップである ワ-クショップビジネスをショッピングモ-ルに展開し、体験式ア-トデザインサービスを誕生させる準備をしている。 それ以外に毎年、ブランド展示会などのイベントで宣伝を行う予定である。

ル-トとして、オンラインでは、微信(ウェイシン)、微博(ウェイボ-)、百度(バイドゥ)、得到、喜馬拉雅、知乎(チ-フ-)などの知識プラットフォ-ムでコンテンツを出力しており、50万人にも及ぶネットファンがおり、オフラインでは、学校と協力して宣伝を行っている。ビジネスデ-タによると、ヴィオは、昨年、北京、上海、深センなどの都市に12のキャンパスを開設し、数千万元の収益と総利益50%を達成した。今年は、一億元超えの収益を目標に掲げ、現在、引き続きAラウンド資金を募っている。
チ-ムでは、ヴィオの創始チ-ムは全員北京服装学校を卒業しており、趙鑫はあるスタイリストと協力し、尚雯婕(シャン・ウェンジエ)のスタイルを造ったことがある。ヴィオの教師陣およびスタッフは、ロイヤルカレッジオブア-ト、ロンドン芸術大学、ニュ-ヨ-クファッションインスティテュ-トなどの国際的な名門芸術学校から来ている。 優秀な教師陣を確保し続けるために、ヴィオは一部分のプロジェクトデザインへの参加と一定数のブランドインキュベ-ションの機会を与えていると趙鑫は、36Krに明かした。