安騰創新がエンジェルラウンドで資金調達、集積プログラム技術に資金を用いる

36Krは、「安騰創新」(アンテンイノベーションズ)がエンジェルラウンドにおいて、昂若資本投資(オンロード・キャピタル)による1,000万元クラス(約1億6,000万円)の調達をし、このラウンドでは主に集積プログラム技術に資金を用いる、との情報を得た。

安騰創新は分散型エッジコンピューティングの実現方法の一つであるマイクロデータセンターの一体化集積プログラムを提供することにフォーカスしたテクノロジー会社である。すべてのプログラムがマイクロデータセンターに対する給電、モニタリングコントロール、および冷却装置などのシステムを含み、特徴はモバイルおよびハイスピードのセクションである。

何が分散エッジコンピューティングのマイクロデータセンターなのか?

簡単に言えば、データ量が増加するにつれて企業はますますデータを深く掘り起こし、集中型データベースとクラウドへの圧力が高まり、ボトルネックが浮上する。したがって、ローカルにマイクロデータセンターを設置すると、その一部がローカルで消化されてクラウドにアップロードされ、分散アーキテクチャーを使用することで、ブロードバンド・コストを削減し、遅延を削減し、効率を向上させるソリューションの一つとなる。

IoTと分散型エッジクラウド技術の発展につれて、安騰創新の創始者である徐鋼氏は、分散型エッジコンピューティングのマイクロデータセンターが主流になるとみなしている。

上記で述べたことを言及するならば、安騰創新の商品は一つの一体化集積プログラムで、外観からみると安騰創新のためにマイクロデータセンターのサーバーが服を身に着けたと理解できる。その服は給電(UPS-Uninterruptible Power Supply-無停電電源装置)、モニタリングコントロール、および冷却装置の機能を備えているのである。

徐鋼氏は以下のことを紹介している。一日の時間がありさえすれば、顧客は、インストールやIT設備の配置を終えることができ、なおかつ統合された綿密なテストパッケージの商品化、そして追加が一切不要なフィールド工程の簡略化により、業務をスタートできるのである。次に、管理者に対して安騰創新は、標準化したリモート管理プラットフォームを提供すること、疑わしい問題を迅速に発見すること、かつ予測される防護策を講じることが可能である。最後に、顧客の多様化する非標準なニーズのために、安騰創新は商品の配置と機能をばらばらにし、粒度の高いプロダクトを組み合わせてその非標準なニーズの問題を解決した。ユーザーは直接オンラインで配置し、オフラインで規格書をアウトプットすることができる。たとえば、給電では3kvaから50kva (キロボルトアンペア)まで、パラメータが異なるたくさんの商品を組み合わせて設置した。また、冷却システムでは安騰創新も新しい水冷技術を研究開発している。

現在、マイクロデータセンターの市場では、国内ではすでに艾默生(エマソン)、施耐徳(シュナイダー・エレクトリック)、華為(ファーウェイ・テクノロジー)などのトップ企業がサービスを提供している。これは2Bや2Gの市場であるが、資源への比較的高いニーズあり、創業企業にとっては競争の優位性がない。そのため安騰創新の市場戦略は海外を主とし、国内では優先的にAI新富裕層への切り口を選択している。

海外の顧客はさらに商品そのものや、販売前、販売中、販売後に至る全工程を注目しており、メーカーが主に提供するのはサービスとバックアップである。近ごろ成長してきているAI会社は従来のデータ会社に比べてさらにマイクロデータセンターのサービスが必要となると、徐鋼氏は見ている

過去一年、安騰創新は主に全世界に広がる代理店に自社商品を売ることをよりどころとし、売上収益は1000万元近くである。生産の面においては、大規模なOEMとの提携以外にも、自社工場を建て、独自の特殊な要求事項を満たしている。

安騰創新は2015年に成立し、2年の研究開発を経て、2017年に正式に業務を開始した。コアとなる社員は、艾默生、華為および深圳科士達(シンセン・ケースター)などからの出身者である。創業人である徐鋼氏は、データ処理分野で16年の業務経験があり、相次いで艾默生網絡能源有限公司(エマソン・ネットワーク・パワー株式会社)や、深圳科士達科技股份有限公司(シンセン・ケースターテクノロジー株式会社)に勤め、セクション副部長ならびに生産総監督を務めた。

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