臨床に向けた精密医療データ操作システムの構築「GeneDock」はBラウンドで5,000万元の調達

精密医療データ技術企業のGeneDock(聚道科技)はBラウンドで5,000万元(8億円)の調達を完成させた。晨興資本、華大基因がリードインベスター、百度風投(BV)と复容資本がコ・インベスター。以前にもGeneDockは経緯中国からのAラウンド資金、普華資本、甲殻基金と聯想之星のA+ラウンド資金を調達している。

GeneDockのCEO李廈戎は、今回の資金で精密医療データ技術製品の研究開発、臨床に向けた精密医療データ操作システムの構築に使用すると話し、AI技術を運用した臨床意思決定支援システムの開発で精密医療(プレシジョン・メディシン)を押し広める。

以前の36KrのGeneDockに関する報道で、彼らは医療と科学研究機関及び企業へ精密医療データプラットフォーム構築に必要なデータ転送、ストレージ、分析、計算、コラボレーション、アプリケーションなどの全方面のソリューションを提供する、具体的には以下の4つの製品がある。

  • 臨床情報収集 — Clinic精密医療ワークステーション:主に臨床医師へのサービス、彼らに被検者の臨床記録を提供するツール。自動で被検者の家系図を作成、ワークステーションにある既存の症例データに基づいて、知識ベースの更新と病原性遺伝子のディープラーニングで意思決定支援を行い、検査項目を提案する。
  • 実験室管理 — Labインテリジェント分子診断実験室:主に分子実験員へのサービス。このツールは実験プロセスのフロー管理を実行し、実験作業手順書(SOP)管理の提要、サンプル実験情報の記録、実験作業の割当、サンプルのバッチ管理、実験タスクの提示と期限切れリマインド機能、分子実験プロセスの共同過程をソフトウエアプラットフォームへ落とし込み、サービスの規範性と共同の効率性の向上に更に役立てる。
  • バイオインフォマティクス分析 — SeqFlowオーミクスデータの生産ライン:生物情報エンジニアにに向け、多くの効率的なデータ転送チャネルと基準化のバイオインフォマティクス分析サービス及び安全で素早いオーミクスデータ管理権限を提供する事で、バイオインフォマティクス専門家に素早く、確実で便利に生物情報分析を完成させる事ができる。
  • 遺伝子情報解読発行 — Link 分子診断協同システム:遺伝カウンセラーや臨床医師へ遺伝子診断の報告書作成と審査を行うサービス、遺伝子変異スクリーニングや変異リスク等のレベルを分析、変異遺伝子の病原性評価など、多くの人の編集、評価、申請をサポートする事で、レポート作成プロセスを合理化、標準化し、遺伝子報告書作成の協力ニーズを満足させる。

シンプルに言えば、GeneDockのプラットフォームは集めた多くの臨床データ、サンプル試験管理、バイオインフォマティクス分析、遺伝子情報等の全面的な情報に連携できるプラットフォームだ。医療機関、研究機関や企業にとって、データを保有するだけで、自社でコストが高い複雑な計算や保存のプラットフォームの作成やメンテナンスの必要がなく、遺伝子と臨床結果の背後にある「秘密」を解読するだけでいいのだ。

他にも、DeneDockは業界内の専門家グループと協力して遺伝病分野のAIの診断支援モデルと意思決定支援システムの開発に取り組んでいる、パートナーは西南病院の臨床難聴診断技術のプラットフォーム、南方病院の地中海貧血臨床意思決定支援サポートプラットフォームなどがある。

グループが出したデータによれば、現在までGeneDockは既に数十の機関にサービスを提供しており、陸軍軍医大学附属第一病院や上海交通大学医学院付属新華病院、視線大学華西病院、上海交通大学付属第六人民病院、南方医学大学、中国医科院腫瘍病院、中国疾病予防センター、中科院微生物研究所、華大科技、艾吉泰康、WeCene、泛生子、信諾佰世、LinkDoc、金準基因等がある。

第二世代、さらに第三世代のゲノムシークエンスの応用と普及に伴い、遺伝子のデータ量はパンク寸前の勢いを見せている。ヒト一人の全ゲノムシークエンスが生み出す生データは100GBにも及ぶ。遺伝子データは増え続けており、データ処理は難題となっている。科学研究と医療機関や小規模のゲノムシークエンス企業はビジネスサービスにより先述したタスクを引き継ぐ、それに続くのは多種多様なバイオインフォマティクスのクラウドサービスプロバイダの登場だ。

その中には次の三種類が含まれる。一つ目は遺伝子分野のクラウドサービスをメインにするスタートアップ企業、華点雲(ゲノムデータ分析会社)の様な企業だ。二つ目に、ゲノムシークエンスの産業チェーン中流または総合サービスの企業も、この分野のサービスに手を伸ばしている、例えば、華大のBGI Onlineだ。三つ目は雲の上存在の伝統的なバイオインフォマティクス企業、烈氷科技、百邁客生物の百邁客雲などがある。

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