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中国、「AI歯科医」を開発 治療水準の向上へ

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AIによる歯科医療支援技術を手掛ける「羽医甘藍(DeepCare)」が、歯科医療分野に特化した投資を行う「松柏投資(CareCapital)」と戦略的提携を行うことがわかった。

中国の歯科医療市場は急成長している。調査会社「智研諮詢(Intelligence Research Group)」の集計によると、直近10年間の歯科医療市場の年平均成長率は18%に上る。また、2018年に施行された『医療機関管理条例実施細則』では、歯科医が複数の医療機関で勤務することを奨励しており、これにより歯科医療市場の成長が一段と速まった。

AIによる歯科医療支援を手掛ける企業は数少なく、DeepCareはこの分野のリーディングカンパニーだ。同社の主要製品は「AI歯医者」と呼ばれるもので、複数の国の1500以上の医療機関が導入している。顧客にはスイスの歯科用材料の世界最大手ストローマン、カナダのケアストリームヘルスなどの海外大手企業や、北京大学口腔医院、北京口腔医院、武漢大学口腔医院、北京協和医院など中国の有名公立病院、そして多数の民間歯科医療機関がある。

DeepCareのAIは、同社が独自開発したディープラーニングモデルを使い、世界各国の数十万人分の歯科データを学習している。現在、歯科レントゲン画像とCT画像の分析、分析結果に基づく今後の病状進行のシミュレーション、診断結果のアウトプット、治療方針の設計など、歯科医療の全サイクルの業務に対応している。また、特に需要の大きい分野である予防歯科、矯正歯科、インプラント、修復治療、小児歯科向けのモジュールを開発しており、小児歯科モジュールがすでに提供され始めている。

AI歯医者を導入した医療機関を対象とした調査によると、導入により患者のコンバージョン率が10%以上上がり、医師や患者間のコミュニケーションがよりスムーズになったという。さらに、AIによって医師の診察と治療の水準が向上し、歯科医院の運営の標準化が可能となり、有力な歯科医院の規模拡大につながると期待されている。

DeepCareの小児歯科専用モジュール

DeepCareの創業者である丁鵬氏は米ダートマス大学で工学博士号を取得し、歯科医療やAI分野で長年のキャリアを持つ。松柏投資は歯科医療の教育機関や材料メーカー、医療機器メーカー、ソフトウェア開発会社などに幅広く投資しており、これらの企業とDeepCareの事業提携を後押ししていく予定だ。

(翻訳・小六)

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