シャオミ上場後初の決算、全ての事業が高成長

スマホメーカーの小米科技(シャオミ)は22日、上場後初の決算となる4-6月決算を発表。海外市場の好調ぶりが明らかになった。

4-6月期の売上高は前年同期比68.3%増の452億元(約7300億円)、純利益は同25.1%増の21億2000万元だった。全ての事業が成長し、特にIoT・生活消費商品の伸びが顕著だった。国際市場の売上高は同151.7%増の164億元で、売上高全体の36.3%を占めた。

フラッグシップモデルMi 8が牽引

好決算の背景には、スマホの売上高と平均単価の両方が上昇したことがある。スマホ事業の売上高は同58.7%増の305億元。

スマホの出荷台数は4-6月期も高成長を維持し、IT調査会社のIDCによると出荷台数は同48.8%増の3190万台だった。

フラッグシップモデルのMi 8は単価の上昇に貢献した。中国本土でのスマホ平均販売価格は同25%以上上昇し、平均価格が2000元以上するMi 8シリーズの月間販売台数は110万台を超えた。

中国市場が飽和に向かう中、小米にとって海外市場は非常に重要だ。同社の4-6月期の中国市場の成長率は2%にとどまっている。

小米のIPO目論見書によると、2018年3月末時点で、同社の製品は世界74カ国・地域で展開されている。2017年末時点で、15カ国でスマホの売り上げがトップ5に入った。

アジアの中低価格市場で、小米の認知度は比較的高い。特にインドではシェアトップ争いをしている。

ただし、インド、東南アジアではまだ大きなシェアを獲得するに至っていない。小米は7月に韓国参入を発表。東南アジア以外での成長が、今後の鍵を握ることとなる。

IoT・生活消費商品の売り上げ倍増

また、IoT・生活消費商品の4-6月の売上高は103億7900万元で、同104.3%増加した。

小米のテレビは中国でシェア1位となり、世界での販売台数も同350%増加。今年2月にはインドでスマートテレビを発売し、売り上げを伸ばしている。

中国市場で、小米がこれ以上スマホのシェアを伸ばすのは難しく、華為科技(ファーウェイ)、アップル、oppo、vivoとの競争も激しい。今後、同社は中高価格帯市場に注力する方針。4-6月の決算は全ての事業でプラスとなったが、将来の業績は海外市場での成長にかかっていくだろう。

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