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新型フィットネスジム「SUPERMONKEY(超級猩猩)」が数十億円調達 会員費なしモデルで快進撃

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新型フィットネススタジオの「超級猩猩(SUPERMONKEY)」がシリーズEで数億元(数十億円)を調達したことがわかった。調達後の評価額は10億ドル(約1000億円)弱となる。リードインベスターは国有企業の「中金資本(CICC Capital)」傘下のファンド。調達した資金は人材募集とフィットネスプログラムの開発に充てられる。

超級猩猩は2014年創業で、北京、上海、広州、深圳、南京、武漢、成都、杭州などの大都市に200弱の店舗を持つ。同社は多種多様なフィットネスプログラムを展開し、レッスン形式は主にグループレッスン、マンツーマンレッスン、オンラインレッスンとなっている。

同社創業者の跳跳氏はフィットネスを「精神的な満足を求める消費」と位置づけており、そのため超級猩猩は会員のメンタル面を重要視し、専門的で温もりのある指導をモットーとする。

アジア人に適したフィットネス

従来のフィットネススタジオは年会費を支払って利用する形が多かったが、超級猩猩を代表とする新世代の企業は回数に応じて料金を徴収するため、より気軽に利用できるのが利点だ。

超級猩猩のレッスンはニュージーランドの大手レズミルズのような有名フィットネスクラブから購入したものと、独自開発したものからなる。中国国内のニーズの多様化と欧米人と中国人の違いにより、特に後者のレッスンが増えている。

跳跳氏によると、中国で展開しているグループフィットネスの多くは、欧米のものを中国語に翻訳したものだが、遺伝的な差異、食習慣などを考慮していないため、必ずしも同様の効果が得られるとは限らない。そのため、同社は大学、研究所とともに、アジア人に適したプログラムの開発に取り組んでいる最中だ。

長期的な視点で運営

インストラクターの採用にあたって、超級猩猩はこの業界に対する情熱とフィットネスの基本を身に着けているかどうかを判断したうえで、独自の専門的なトレーニングを課することにしている。なかでも、「情熱は特に大事だ」と跳跳氏は話す。「超級猩猩は顧客の精神的な満足を実現する企業であり、スキルだけを教えるものではない。インストラクターには自分の職業に誇りを持ってもらい、顧客一人一人を心から尊重し、評価するようにしてほしい」

新型コロナ禍の影響で、この1年間で数多くのフィットネスクラブが倒産、大量閉店などを余儀なくされた。他方、業界の再編もそれにより加速化し、現在の急回復につながっている。跳跳氏は「当社の成長は穏健で、今回の資金調達後も基本的な事業は変わらない。人材募集や組織構造の変革を行い、長期的に価値を実現していきたい」としている。

また、同社は事業の各面でデジタル・トランスフォーメーションを進め、アルゴリズムによって出店場所の選定、コストコントロール、インストラクターと顧客のマッチングなどを改善していく予定だ。

(翻訳・小六)

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