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【新華社上海8月2日】中国鉄鋼大手、宝武鋼鉄集団の上海宝山生産基地では現在、第5世代移動通信システム(5G)を利用した長さ10メートル余りの無人運転トレーラーが構内を行き交っている。
宝武鉄鋼集団は中国で最も規模が大きく、最も現代化された鉄鋼企業。世界鉄鋼協会の統計データによると、同集団の2020年の粗鋼生産量は1億トンを超え世界一となっている。スマート工場の新技術に対する探究も世界の鉄鋼業界をリードしている。
同基地ではこのところ、多くの5G要素が見られる。5Gネットワークによるカバーを実現し、生産現場には小型5G基地局が設けられている。注湯のような危険の高い作業でも5Gロボットによる代替を実現した。
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は今年5月、5Gスマート工場を千カ所立ち上げる行動計画を始動。宝武鉄鋼集団の製鉄所もその代表的なケースとなる。
同集団は現在、冷間圧延ガスエリアの巡回検査、鉄鋼の外観検査、エネルギー管理などへの5G技術導入を模索している。(記者/董雪、有之炘、程思琪)
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