ユニクロ、2020年に中国1000店舗体制。大量出店でH&M、ZARAと一線

ユニクロは10月、2018年8月期の決算を発表。売上高は前期比14.4%増の2兆1300億円だった。そのうち国内市場の売上高は同6.7%増の8647億円で、海外市場は同26.6%増の8963億円だった。同社によると、海外売上高が国内を抜いたのは初めて。

大中華区の伸びは特に顕著だった。中国は以前から日本を除く海外市場では2番目の規模で、2017年決算では、海外セグメントの利益の70%を占めた。

ファストファッションブランドの競争は2015年から激化。ZARA、H&Mなどは大量閉店と同時に、オンラインを強化した。一方、ユニクロは店舗の大規模拡大を継続。世界大都市に大型店をオープンした。現時点でユニクロは世界21市場に2000以上の店舗を展開している。

中国市場では毎年80-90店舗を出店。2020年に1000店舗体制とする目標を掲げている。ユニクロは、まず消費者のブランド認知を高め、商品マーケティングに移る方針。

2018年8月期決算によると、東南アジアとオセアニアでも既存店売上高が二けたの成長を見せ、好調だ。

ユニクロが大規模出店を続けるのは、ブランド認知を目的としている。1つのエリアに集中出店し、店舗数が一定水準に達したら、売上高が上昇基調に入ると考えている。

ユニクロはオンライン展開も重視。中国市場のオンライン売上高は同15%増加した。今後はインドネシア、フィリピンでもオンラインショップの開設を計画している。
(翻訳・浦上早苗)

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