チャイナモバイル売上高4年ぶり減少。競争激化で通信料収入縮小
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中国移動(チャイナモバイル)は22日夜、1-9月期の決算を発表。売上高は前年同期比0.3%減の5677億元(約9兆2000億円)、純利益は同3.1%増の950億元だった。
売上高の減少は2014年以来。チャイナモバイルは、「市場の競争が激しく、通信料の低下が響いた」と述べた。

チャイナモバイルのライバル、中国聯通(チャイナユニコム)と中国電信(チャイナテレコム)の1-9月の業績は堅調だ。チャイナユニコムを例にとると、売上高は同6.77%増の2197億元、純利益は同164.5%増の34億7000万元だった。
3大キャリアは長距離通話に伴うローミング費用を撤廃、チャイナユニコムとチャイナテレコムは業績を伸ばしたのに対し、チャイナモバイルは売上高が減少、明暗が分かれた。
チャイナユニコム、チャイナテレコムはIT企業と提携し、魅力的な料金プランを増やしている。チャイナユニコムは騰訊(テンセント)とインターネット通信用カードを発売し、1億ユーザーを獲得した。同社は自社のユーザーを増やすとともに、チャイナモバイルに打撃を与えている。
防戦一方のチャイナモバイルも2018年6月、百度(バイドゥ)と戦略提携を発表した。何もしなくても収益を得られる時代は、終わったということだろう。
(翻訳・浦上早苗)