縦折りスマホ、心電図測れるスマートウォッチ……ファーウェイ、怒涛の新製品投入

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中国の通信機器大手ファーウェイは23日に冬季新製品発表会を行い、タテ折り式スマートフォンの旗艦モデル「HUAWEI P50 Pocket」、新高級EVブランド「AITO」のスマートカー「問界M5」、血圧や心電図の計測が可能なスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D」、スマートグラスなどを発表した。

これらの新製品はスマートホーム、スマートオフィス、スポーツ・ヘルスケア、音響・映像エンターテイメント、スマートモビリティの5つのシナリオを網羅する。また、いずれもファーウェイが近年力を注いできた独自OS「Harmony OS(鴻蒙OS)」を搭載している。登壇したリチャード・ユー(余承東)コンシューマービジネスグループCEOによると、Harmony OSを搭載したファーウェイのデバイスはすでに2億2000万台を超えたという。

発表会で最も注目を集めたのは、スマートフォンの旗艦シリーズ「P」の最新モデル「HUAWEI P50 Pocket」。上下に折り畳める「フォルダブル」製品だ。折りたたむと内側に来るメインディスプレイのサイズは6.9インチで、アスペクト比は21:9。ヒンジ(蝶番)部分を一新したことなどにより、開いた状態のメインディスプレイは真ん中に隙間が生じないシームレス設計になっている。重さは扱いやすい190gで、iPhone13の238gを下回る。

折りた畳むと表側になる背面部分には、円形に収められたカメラモジュールと円形のサブディスプレイが上下に並んでいる。サブディディスプレイは通知機能だけではなく、音楽再生、撮影、ナビゲーションなどの機能が使えるようになっている。「スーパープライバシー」モードを有効にすると、本体を折りたたんでいる間はカメラ、マイク、位置情報などの機能が使用できなくなり、本体を開いたときだけそれらが使えるようになる。

スマートフォン以外に発表されたのは、高級EV「AITO」ブランドの第1号モデル、ラグジュアリー中型SUV「問界M5」。HarmonyOSを採用したスマートコクピットが搭載された初の車種となる。価格は二輪駆動モデルが25万元(約450万円)から、四輪駆動モデルが28万元(約500万円)から。

画像はファーウェイ提供

AITOは、ファーウェイと小康工業集団(Sokon Group)傘下のEV完成車・部品メーカー「賽力斯(SERES)」が立ち上げたブランドで、ユーCEOも今回の発表会の壇上で、「ファーウェイの役割は自動車メーカーのよりよい車づくりをサポートすることだ」と改めて強調した。

今回発表された問界M5はホイールベースが2880mm、車体はコンパクトで混み合う都市部での運転に向いているうえ、ゆったりとした車内空間を確保している。インストルメントパネルは全液晶の10.4インチ、ダッシュボードから浮き出るように設置されている車載モニターは15.6インチ、ルーフ部分はほぼ全面サンルーフとなっている。

実験データによると、問界M5はガソリン・電気が満タンの状態で航続1242キロメートル(中国CLTC基準)。ほぼ北京から上海までの距離を走れる計算だ。また四輪駆動モデルの場合、時速100キロに達する加速時間は4.4秒となっている。

最新のHarmonyOSを採用したスマートコクピットは、スマートドック(アプリのショートカットをまとめた画面)を通じ、ナビゲーションなどのよく使う機能がワンタップで呼び出せる。各アプリの表示サイズや順序などのレイアウトはユーザーが自由にカスタマイズできる。

他には最新のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D」が発表された。装着時に血圧や心電図の測定もできるもので、中国では第II類医療機器(安全性・有効性を保障するための管理が求められる医療機器)として登録されている。重さは40.9gで、血圧測定に使うエアーポンプやエアーバッグなどを備える。測定誤差はプラスマイナス3mmHg以内に抑えられており、時や場所を選ばず血圧測定ができる。

画像はファーウェイ提供

さらに、高性能ECG(ElectroCardiogram、心電図)センシングモジュールを内蔵しており、心臓の電気信号を検知し、心電図測定が行える。

(翻訳・愛玉)

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