東南アジアのEC大手「Shopee」がネット配車に参入 スーパーアプリ化進む

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新興国短信

東南アジアのEC大手「Shopee」がネット配車に参入 スーパーアプリ化進む

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

東南アジア・台湾最大規模のECプラットフォーム「Shopee」が、インドネシアの大手タクシー事業者「Blue Bird」と共同で、タクシー配車サービス「Taksi」をローンチし、モビリティ事業の試行を開始した。

テック系英語メディア「KrASIA」によると、12月中旬からインドネシアの一部地域において、ShopeeアプリからBlue Birdのタクシーが予約できるようになったという。運賃は同アプリ内の電子ウォレット「ShopeePay」で精算可能とのこと。またサービスローンチ当初は、キャッシュバックや割引キャンペーンも実施される。

Blue Birdは通常のタクシー事業のほか、レンタカー、バス、宅配などのサービスも提供している。同社は2017年に、インドネシアのライドシェア事業者「Gojek」と提携し、GojekアプリからBlue Birdのタクシーを予約できる「Go-Blue Bird」サービスをローンチしている。

既存事業のフードデリバリーと決済サービスに、モビリティ事業が加わることで、Shopeeはスーパーアプリにまた一歩近付いた。近年、同社は事業を継続的に拡大し、中核事業のECのほか、Shopeeアプリではフードデリバリー「ShopeeFood」、ホテル予約「ShopeeHotel」、生鮮品宅配「ShopeeSegar」など、様々なサービスを提供している。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録