新興EVメーカー「蔚来汽車」が新型SUV「ES6」を発表、約580万円から

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新興EVメーカー「蔚来汽車(NIO)」は12月15日、上海で開催したイベントで同社としては2車種目となる量産型SUV「ES6」を発表した。

同社CEOの李斌氏によると、ES6の航続距離(NEDC)は510キロメートル。補助金適用前の販売価格は35.8万元(約580万円)からで、6000台限定の記念モデル49.8万元〜(約800万円〜)も合わせて販売される。ES6はカスタマイズ可能な受注生産となっており、アプリ経由で予約したユーザーには、来年6月から優先的に納車されるという。

ES6は同期モータと誘導モータを組み合わせた世界初のSUV。SUVとしては世界最高水準のねじり剛性(44930Nm/rad)を実現しており、0~100km/h加速4.7秒に対して、100~0km/hのフルブレーキ時制動距離は33.9メートルと抑え込まれている。ボディはアルミニウム合金とカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製パネルの複合構造を採用しており、搭載される84kWhバッテリーのエネルギー密度は170Wh/kgだ。

ES6にはパフォーマンス・エディションとスタンダード・エディションの2バージョンが用意され、それぞれバッテリー容量の選択(70kW/84kW)も可能だ。

ES6にはイスラエルの「モービルアイ(Mobileye)」の最新チップ「EyeQ4」とセンサー23個を搭載した先進運転支援システム「NIO Pilot」が実装されている。NIO Pilotは20以上の機能をサポートしており、アップデートも可能だ。

また、本イベントでは6シーター版「ES8」の販売価格も発表された。補助金適用前の価格は45.6万元(約740万円)。12月24日にオンライン予約が開始され、納車は2019年3月末を予定している。

李氏によると、ES8は12月15日までに9726台を納車済み。イベントでは9727台目となるES8をシャオミ(小米科技)の雷軍CEOに贈るパフォーマンスも披露された。なお、蔚来の設立には、雷氏が董事長を務める「順為資本(SHUNWEI CAPITAL)」も資本参加している。

李氏は「充電は給油よりも時間がかかることがいまだにネックだ。バッテリー交換式を実現することが解決策となる」と述べた上で、今後、高速道路のバッテリー交換ステーションのさらなる拡充に努めることも宣言した。

李氏によれば、同社は2019年末までに、ショールームおよび体験店を70カ所に開設する予定だという。
(翻訳・飯塚竜二)

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