90年代の中国再現した上野の串焼き屋は中華版「千ベロ」だった【中華ビジネス戦記】

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90年代の中国再現した上野の串焼き屋は中華版「千ベロ」だった【中華ビジネス戦記】

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こんにちは、東京で中華を食べる人です。上野に新しく串焼きのお店がオープンしたと聞き行ってきました。90年代の中国を再現した店内がハオすぎて最高でした。

店名:九年食班

場所は上野と御徒町の間。中華ビルの何鮮菇重慶火鍋名膳お店があるビルの近くにある。

1月1日にオープンしたばかりでかなり新しい。店が入っているビルは新築なのか他の階はテナント募集だった。今のところ入っているテナントも台湾マッサージや中国人がオーナーの焼肉店なので中国人がこのビルのオーナーなのかもしれない。

店内の雰囲氣。90年代の雰囲氣を反映しておるお店がだからかパイプ椅子ばかり。テーブル席にはその場で串焼きできる炭火のグリルが。

店内には中華圏で名高い五月天や林俊傑、香港スターのカセットテープも。

装飾もレトロな雰囲氣が漂っている。店員さんによれば90年代以前生まれの中国人が懐かしく感じるようなレイアウトになっているらしい。

店内で流れているのは周杰倫や五月天ばかりで、中華カルチャーが好きな人にはめちゃくちゃ刺さりそうな雰囲氣だった。ハオい。

メニューは羊肉や鶏肉、野菜の串焼きがメイン。学校のテストのようなテイストになっている。注文するオーダーを間違えれば減点されそうだ。

まずは頼んだハルビンビール!ハルビンビールがあるお店は珍しいので見かけたら頼みたくなってしまう。逆に日本でよくみる青島ビールはなかった。

続いて来た豚バラと羊肉!ハルビンビールと一緒に飲むと中国留学中に同期と飲んだあの時の思い出が再現される。肉も柔らかくて美味い。

さらに頼んだマントウ。クミンや辣椒粉で味付けされたスパイシーなマントウ。香辛料の味付けとふわふわな生地がよく合う。串焼きのお店に来た時についつい頼みたくなってしまうメニューのひとつだ。

最後に来たのはジャガイモ。これも同じくスパイシーな味付けになっていて一緒に頼んだハルビンビールがよく進むやつ。ピリ辛かつクミンやビタミンなどのいろんなスパイスが混ざった味がクセになる。

軽めに済ませてお会計は2人で2,000円。ビールと串焼きで1人1,000円。まさに1,000べろ!

今回は軽く飲んだだけだったけど次回はがっつりほかのメニューも頼みたい。オーナーの方は90年代生まれでかなりの若手だったので、なんでこんなお店をオープンしたのか聞いてみたいなぁ。

人気ブログ「東京で中華を食らう」の投稿から転載しています

阿生:東京で中華を食べ歩く26歳会社員。早稲田大学在学中に上海・復旦大学に1年間留学し、現地中華にはまる。現在はIT企業に勤める傍ら都内に新しくオープンした中華を食べ歩いている。Twitter:iam_asheng

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