中国で車載電池大手とリチウムメーカーの業務提携加速

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中国で車載電池大手とリチウムメーカーの業務提携加速

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【新華社北京5月20日】中国では車載電池の原料となるリチウム化合物の供給不足や価格高騰を背景に、原料供給の確保が車載電池メーカーの共通の目標となっている。寧徳時代新能源科技(CATL)などの車載電池大手は今年、リチウムメーカーと相次いで業務提携を締結。リチウムメーカーもこれで、後顧の憂いなく生産体制を増強できるようになった。

中国汽車工業協会(CAAM)が11日発表した統計によると、4月の国内車載電池搭載量上位3社はCATL、比亜迪(BYD)、中創新航だった。いずれも川上のリチウムメーカーとの提携を展開している。

中創新航は9日、リチウム大手の天斉鋰業と「戦略協力パートナー協定」を締結、電池セルや電池原料、新素材、リチウム化合物、リチウム鉱などの分野における共同投資や開発協力などで合意した。

リチウム電池原料メーカーの盛新鋰能集団は3月22日付の公告で、BYDを戦略的投資家として引き入れ、戦略協力協定を締結したと明らかにした。同等な条件の下ではBYD向けのリチウム原料供給を優先すると約束した。優良な鉱物資源を共同で探し、供給確保を図ることでも合意した。

CATL子会社の四川時代と四川省天府鉱業などは2月、共同投資協定を締結、四川省でのリチウム資源探鉱・開発を加速し、リチウム資源供給を増やすことで合意した。CATLは自社でもリチウム資源の開発に乗り出し、4月に江西省宜春市でリチウム探鉱権を取得している。

CAAMの統計によると、4月の新エネ車市場は自動車市場全体と比べ好調で、生産台数が前年同月比43.9%増の312千台、販売台数が44.6%増の299千台だった。車載電池搭載量は58.1%増の13.3ギガワット時(Gwh)に上った。需要の急増を背景に、車載電池メーカーは生産体制増強を急いでいる。

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