テンセント、インドEC大手「フリップカート」の株式約350億円相当を取得

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中国ネット大手のテンセント(騰訊控股)が、欧州の子会社を通じてインドの電子商取引(EC)大手「Flipkart(フリップカート)」の株式2億6400万ドル(約350億円)相当を取得していたことが分かった。取引は2021年10月26日に完了しており、22会計年度初めにインド政府当局に情報共有されたという。今回の取引により、テンセントはフリップカートの株式0.72%を保有することになる。フリップカートが21年7月に発表した評価額376億ドル(約5兆円)に基づくと、テンセントは2億6400万ドル相当の株式を保有する計算になる。

フリップカートはシンガポールに本社を置き、インドで事業を展開している。同社は21年7月、シンガポール政府投資公社(GIC)、カナダ年金制度投資委員会(CPP Investments)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)、ウォルマート(Walmart)などから36億ドル(約4800億円)を調達していた。

(36Kr Japan編集部)

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